...シキスツス第五世は壮麗なヴァチカン宮の図書館を建設し充実した...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...この場の盛儀のもつと壮麗な眺めを見わたしているうちに...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「とけない問題」
...ある壮麗なおもしろい行列...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...それで充分に壮麗な物理学の殿堂を築き上げる材料として採用することが出来るのである...
中谷宇吉郎 「地球の円い話」
...かつて所有した壮麗な柔軟な文体...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...人類を脅かして壮麗なるものの観照をさせずにおく妖怪だよ...
エドガア・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「しめしあわせ」
...壮麗なる無限大へ向って進むものである...
牧野信一 「吊籠と月光と」
...暗い森かまたは壮麗な広間で...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「道化者」
...黄大理石でふちどった扉だののある壮麗な住宅から...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「予言者の家で」
...或壮麗な恍惚にまでたかまる悲劇...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...またその壮麗なことにおいて...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...河そのものの石の側壁がすでに壮麗な一つの建築物だった...
横光利一 「旅愁」
...壮麗な一帯の展望ながらステッキを握った手を前に突き立て...
横光利一 「旅愁」
...公所は満鉄の公使館と云つてもよい程壮麗な...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...その宏大壮麗な一地域であって...
吉川英治 「私本太平記」
...杉並木の壮麗なのに感嘆しながら春日神社に行き...
和辻哲郎 「鎖国」
...ワリニャーニがヨーロッパの最も壮麗な建築に劣らないと云って讃めると...
和辻哲郎 「鎖国」
...島津の兵が臼杵を占領して宗麟の建てた壮麗な会堂やノビシヤドの建物を焼き払ったとき...
和辻哲郎 「鎖国」
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