...横になってその孔から硝子壜の中に入った...
海野十三 「宇宙尖兵」
...ボロンの壜をうばってにげた...
海野十三 「火星兵団」
...大きな硝子壜(ガラスびん)に入って全部で二十五個だった...
海野十三 「疑問の金塊」
...分量こそ同じ二十五壜だが...
海野十三 「疑問の金塊」
...手に持っていたステッキもウォッカの壜も...
海野十三 「地軸作戦」
...既に博士の姿は卓上の酒壜と共に...
海野十三 「独本土上陸作戦」
...壜はわりあいに重かった...
海野十三 「見えざる敵」
...彼はあらかじめ魔法壜を風呂の中へ持ちこむ習慣をつけ...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...甕(かめ)、壜(びん)、花瓶(かびん)、管、煉瓦(れんが)、何でも望んでおいでなされ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...それを防ぐために私は心をことさら冷たくして、寝床のまわりに本を積み、薬壜を並べて、愛情を隔てるバリケードを築いている...
永井隆 「この子を残して」
...……一体この三鞭酒(シャンパン)の壜がどうしたというんだ...
久生十蘭 「魔都」
...埃だらけの鹽酸の壜だのが載つてゐた...
堀辰雄 「手紙」
...一方の飾棚を見あげると数十種の洋酒の壜が四段...
牧野信一 「露路の友」
...あがらしてもらうよ」私は隠しそこねた一升壜に向って顔をしかめてみせた...
山本周五郎 「青べか物語」
...強烈なウスケの大壜(おおびん)を喇叭(らっぱ)飲みにつかみ...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...取って壜の水に入れてあるのを見ると...
吉川英治 「河豚」
...それを懷中用の小型の空壜に移して...
若山牧水 「樹木とその葉」
...私は半僧坊で二合壜を仕入れて來てゐたので先づそれにかゝつた...
若山牧水 「梅雨紀行」
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