...君江はビール壜をとりあげて...
海野十三 「ゴールデン・バット事件」
...あなたはその酒壜や料理類を...
海野十三 「地獄の使者」
...あれほど大切な壜を床の上に落したんだ...
海野十三 「見えざる敵」
...あの壜には長紐(ながひも)がついていて...
海野十三 「見えざる敵」
...私の頭陀袋にも一郎君から貰つた般若湯が一壜ある...
種田山頭火 「旅日記」
...Sさんから芳醇一壜頂戴...
種田山頭火 「旅日記」
...一升壜を下げてやって来た...
豊島与志雄 「初秋海浜記」
...壜の中に僅かしか残っていなかった劇薬のことが...
豊島与志雄 「蘇生」
...富子は黙ったまま立ち上って壜とグラスとを持って来た...
豊島与志雄 「囚われ」
...紫色の壜を取り出してきた...
豊島与志雄 「紫の壜」
...甕(かめ)、壜(びん)、花瓶(かびん)、管、煉瓦(れんが)、何でも望んでおいでなされ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...一本は欠けた壜の鶴首(つるくび)にささっていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...水島は滴壜とマスクの上に支へた助手と...
南部修太郎 「疑惑」
...まるで壜のコルク栓をばら撒いたように...
牧逸馬 「運命のSOS」
...)二本の酒壜は悉く空虚であつたが...
牧野信一 「鬼の門」
...珈琲がよく出た時分湯呑(ゆのみ)一杯の湯を注(さ)して角砂糖を入れて牛乳でもクリームでもコンデンスミルクでも加えてそれを硝子壜(がらすびん)に入れて井戸の中へ釣(つ)るしておいても氷へ漬けておいてもようございます...
村井弦斎 「食道楽」
...これはイーストばかりでなく麦酒でも葡萄酒(ぶどうしゅ)でもラムネでもソーダ水でも醗酵性の飲料は壜の口を上にして立てておいてはいけません...
村井弦斎 「食道楽」
...一升壜からじかに湯呑(ゆのみ)へ酒を注いだ...
山本周五郎 「青べか物語」
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