例文・使い方一覧でみる「壁飾り」の意味
スポンサーリンク...壁飾りもしていない応接室へ案内された... 
富ノ沢麟太郎 「あめんちあ」
...外には印度（インド）更紗の壁飾りと...
中谷宇吉郎 「先生を囲る話」
...白い大きな百合（ゆり）を刺繍（ぬい）にした壁飾りが横手にかけてあった...
夏目漱石 「行人」
...ペルシャの壁飾り...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...二つとも私の書斎に永い間壁飾りとなつて懸つてゐたアメリカ・インヂアンのガウンと一対の錆びたフエンシング・スオウルドだけが私の所持品だつたのである...
牧野信一 「歌へる日まで」
...僕からその頃寄贈されたまゝ今なほそれは完全を保つて客間や書斎の壁飾りにしてゐる知友を四五人も数へることが出来る...
牧野信一 「魚籃坂にて」
...若し八郎の帰宅がおくれると「ゾイラス」は壁飾りのインヂアン・ガウンを着て外出するより他はなくなるであらう――と嗤ふと...
牧野信一 「ゾイラス」
...その影を壁飾りの位置にして...
牧野信一 「ダニューヴの花嫁」
...壁飾りに掛けてあるアメリカ・インデアンの鳥の羽根のついた冠りを執（と）り...
牧野信一 「吊籠と月光と」
...サラセン模様の壁飾りの下に横たへたロココ風の寝椅子に凭つて...
牧野信一 「冬物語」
...書斎の壁に壁飾りとして掛けてあるアメリカン・インヂアンの容装をとり降して...
牧野信一 「ラガド大学参観記」
便利！手書き漢字入力検索