...「然し實際は墮落ではない...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...床(とこ)より墮ち轉(まろ)びて...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...その機織場の屋根に穴をあけて斑駒(まだらごま)の皮をむいて墮(おと)し入れたので...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...墮地獄(だぢごく)の人非人(にんぴにん)め...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...貧困による男子の墮落...
土井晩翠 「新詩發生時代の思ひ出」
...これまでの安逸な、墮落した、老い朽ちた俺をいとしむ代りに、――俺はあの清らかな美しい存在(いきもの)を己れの生き甲斐として、愛しはぐくむはずだったのだ...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...それが段々支那に於て次第に其の意味が無くなつて墮落して來ました...
内藤湖南 「支那の書目に就いて」
......
中島敦 「和歌でない歌」
...美しい矢取女を呼物とする矢場に墮落(だらく)し...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...決して自墮落(じだらく)な自棄(やけ)なもので無かつたことがよくわかります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...昔は人間墮落の骨頂と思つて憎惡し切つてゐた江戸文化が...
萩原朔太郎 「悲しき決鬪」
...救ふべからざる迷信に墮したものである...
萩原朔太郎 「散文詩・詩的散文」
...墮落した地獄の最高天使と永遠の玉座(ぎよくざ)からの使者――導(みちび)くものと迷はすものとの區別を見分ける顏をするのですか...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...人間をよりよく爲し得る職務は品位を墮(おと)しはしないと思ひます...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...落ちるところまで墮ちてゆくのが今やつとわかつたやうな氣がした...
室生犀星 「蒼白き巣窟」
...純然たる痴漢の墮落状態にまで陷ちこんでゆくことでせう...
室生犀星 「帆の世界」
...Solon 去後の Athen は機に投じて私を營む策士の手に墮ちた...
森鴎外 「古い手帳から」
...賤しき限りなる業に墮ちぬは稀なりとぞいふなる...
森鴎外 「舞姫」
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