...辞書に成つて墓穴に這入(はい)るにや...
石川啄木 「閑天地」
...この名を墓標に勒するは故人の本意でないかも知れぬので...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...花も買えないうちに墓地の門が閉まるかも知れない...
モーリス・ルヴェル Maurice Level 田中早苗訳 「碧眼」
...コノ程度ナラ墓地ヲ見ツケニ行ケソウナ気ガシテ来タ...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...――めうがのこそれもふるさとのにほひをさぐる・おもひでのみち尾花墓場まで・ポプラに風も秋めいてきた坑木の堆積・こゝにわたしがつく/\ぼうしがいちにち・月のへちまの水がいつぱい・いつでも死ねる草の枯るゝや九月十一日晴...
種田山頭火 「其中日記」
......
種田山頭火 「四国遍路日記」
...ただそう見えるだけなのさ! わたしはお墓にはいるその日まで...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「熊」
...寂(さび)しい墓場にも人声(ひとごえ)がする...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...なお頑固(がんこ)に墳墓と争っているかのようだった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...また市ヶ谷瘤寺(こぶでら)の墓場に藪蚊(やぶか)の多かった事を記した短篇のあることを忘れない...
永井荷風 「西瓜」
...老躯(ろうく)杖をたよりに墓をさぐりに出づべき時節なれ...
永井荷風 「礫川※[#「彳+淌のつくり」、第3水準1-84-33]※[#「彳+羊」、第3水準1-84-32]記」
...先生は例月その日になると雑司ヶ谷(ぞうしがや)の墓地にある或(あ)る仏へ花を手向(たむ)けに行く習慣なのだそうである...
夏目漱石 「こころ」
...墓無二草木一...
※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]上漁史 「青塚ノ説」
...お盆に墓まいりとはきいたこともなかった...
久生十蘭 「黄泉から」
...波より射返(いかへ)す白きひかり墓の如(ごと)し...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...(十月二十八日)平野丸より良人(をつと)に(晶子)(一)自(みづか)ら穿(うが)ちて入(い)りし白き墓穴(はかあな)より文(ふみ)まゐらせ候(さふらふ)...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...墓山へ上って行った...
吉川英治 「新書太閤記」
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