...その部屋と境する壁のところから...
梅崎春生 「風宴」
...ヘレースポントス境するトレイケー族並び統ぶ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...樺の山際と碧空とが、強烈に境する...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...その互いに境する線は...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...「侘び」の心境するものは...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...そしてこの前後二段の時期を境するものは...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...山口に木を立て神と人との地を境するものであることは明らかである...
柳田國男 「地名の研究」
...山神の御母の名を一神の君と記しまたは安芸と石見を境する亀尾山の峠において...
柳田国男 「山の人生」
...外蒙古を境する大興安嶺山脈の伊勤呼里山の西南に発して東南流し...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...蒙疆(もうきょう)に境する綏遠(すいえん)...
吉川英治 「三国志」
...そして魏呉両国に境する荊州には関羽をおいて...
吉川英治 「三国志」
...尾張を境する木曾の大川をその上流に監視し...
吉川英治 「新書太閤記」
...木曾川を境する尾濃大平原のほかにはない...
吉川英治 「新書太閤記」
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