...それが立派な先生の主宰する塾に弟子入りしてる人でそうなのです...
上村松園 「絹と紙の話と師弟の間柄の話」
...それ故に既往を祝すると同時に将来の慶應義塾の発展を祝するのであります(拍手喝采)...
大隈重信 「明治文明史上に於ける福沢翁」
...當時江戸の杉田成卿とか大阪の緒方洪庵などは東西に大きな塾を開いてゐてなかなか旺んであつた...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...当時此の塾舎の学生として居た者で...
「私の経過した学生時代」
...私塾でもあり、小型の寄宿寮でもあり、県下から出て来た中学生は、大抵、こういう塾に起居していた...
野村胡堂 「胡堂百話」
...塾の二階では、砂糖と醤油と、ネギと豆腐が密輸入される...
野村胡堂 「胡堂百話」
...講堂の廊下その他塾舎の内外往来頻繁(ひんぱん)の場所にては...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...それ等の私塾で、右の耳で老儒の論語、孟子を聽き、左の耳で米國宣教師の外國語を聽きながら、私は、前途の修業方針を考へてゐたが、同志社と慶應義塾と早稻田との三つのどれかを撰ぶべきかをいつも考へてゐたのだ...
正宗白鳥 「學校の今昔」
...明治四十五年の春慶應義塾理財科を卒業するに先だちて俄に病みてみまかりぬ...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...山陽は再び廉塾に託せられるであらう...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...午食後に中橋の塾を出て...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...十一月四日に慶応義塾に往って...
森鴎外 「渋江抽斎」
...塾を開いて人に教える決心をしていたのである...
森鴎外 「安井夫人」
...三計塾にやって来た...
森鴎外 「安井夫人」
...いよいよわが憂国塾も軌道に乗るときが到来したのかしれぬ...
山本周五郎 「季節のない街」
...すると松下村塾的な思想はその時代にはいいけれども...
吉川英治 「折々の記」
...近藤塾の外語教授)に嫁いでいたので...
吉川英治 「忘れ残りの記」
...娘時代を近藤真琴の塾で育てられた母とは...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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