...わたくしが菊塢の庭を訪うのも亦(また)斯(か)くの如くである...
永井荷風 「百花園」
...今この句の外に枯野の月を詠ずる者を挙げんに月も今土より出づる枯野かな雨什(うじゅう)松明(たいまつ)は月の所に枯野かな大甲(たいこう)昼中に月吹き出して枯野かな金塢(きんう)三句おのおの巧拙ありといへども...
正岡子規 「俳諧大要」
...」当時百花園は尚開発者菊塢(きくう)の時代であつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...俳句を吟じては仙塢(せんう)と云い...
森鴎外 「細木香以」
...また俳諧をもして仙塢(せんう)と号した...
森鴎外 「細木香以」
...梅干も候ぞ」と百花園の鞠塢(きくう)が風流も昔のこと...
山本笑月 「明治世相百話」
...塢城(びうじょう)へお還りある日は...
吉川英治 「三国志」
...塢(びう)の城へ帰ろう...
吉川英治 「三国志」
...塢には、三十年の兵糧と、数百万の兵が蓄えてある...
吉川英治 「三国志」
...塢(びう)へ還る...
吉川英治 「三国志」
...数千の精兵に前後を護られて塢山(びうさん)を降って行った...
吉川英治 「三国志」
...「塢(びう)の城には...
吉川英治 「三国志」
...やがて塢へさして下って行った...
吉川英治 「三国志」
...塢の城中へ乗込んだ...
吉川英治 「三国志」
...塢(びう)の城から敗走した大軍だった...
吉川英治 「三国志」
...塢(びう)の城へ偽勅使(にせちょくし)となって来た李粛(りしゅく)だった...
吉川英治 「三国志」
...塢城の幽室に監禁されたまま...
吉川英治 「三国志」
...白沙塢(はくさう)...
吉川英治 「新・水滸伝」
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