...塞外の風景はとても美しい...
...彼は塞外へ向かう旅を計画している...
...シルクロードは塞外を通っていた...
...塞外の遊牧民の生活に興味がある...
...塞外での生存は過酷な環境下である...
...たちまち躍ったり跳ねたりし出したのはむしろ当然ではないであろうか? かつまた当時は塞外(さいがい)の馬の必死に交尾(こうび)を求めながら...
芥川龍之介 「馬の脚」
...昔(むかし)支那(しな)において塞外(さくぐわい)の鮮卑族(せんひぞく)の一種(しゆ)なる拓拔氏(たくばつし)は中國(ちうごく)に侵入(しんにふ)し...
伊東忠太 「國語尊重」
...獨(ひと)り拓拔氏(たくばつし)のみならず支那塞外(しなさくぐわい)の蠻族(ばんぞく)は概(おほむ)ねその轍(てつ)を履(ふ)んでゐる...
伊東忠太 「國語尊重」
...要塞外に逃げ出すことは出来ないのだ...
海野十三 「太平洋魔城」
...かうした蒙古風の吹き荒(すさ)んでゐる塞外(そくぐわい)の地に入つて行くH夫妻に同情した...
田山録弥 「犬」
...一輌の轎車の覚束なく塞外の地へと一歩々々動いて行くさまを想像した...
田山録弥 「犬」
...時には何うしてこんな不愉快な塞外(さいぐわい)の地にやつて来たらうと思ふやうなことも度々(たび/\)あつたが...
田山録弥 「時子」
...二つの心と二つの体がかういふ風に塞外のホテルの一室に相対しようとははつきりとは思つてゐなかつた...
田山録弥 「時子」
...余は嘗て主に東北塞外種族の言語即ち大體ウラルアルタイ語系に屬する言語から考へて...
内藤湖南 「爾雅の新研究」
...塞外都尉(さいがいとい)として奚侯城(けいこうじょう)を守っていた男だが...
中島敦 「李陵」
...而して西北塞外人跡到らざるの処...
南方熊楠 「十二支考」
...支那の歴史で読んだ塞外舎営の光景のやうに感ぜられた...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...陸口(りっこう)(漢口の上流)の塞外(さいがい)...
吉川英治 「三国志」
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