...忽ちベルナルドオが吾前に立ち塞がりたるを見き...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...それも近頃では殆ど八方塞がりになつたので...
石川啄木 「病院の窓」
...は飛びだしていって立ち塞がり...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「阿英」
...さて八方塞がりの無一文なので...
種田山頭火 「其中日記」
...私は今や八方塞がりのどうすることも出来ない...
種田山頭火 「其中日記」
...東京はもう八方塞がりになってしまったから...
豊島与志雄 「死の前後」
...米友のあいた口が塞がりません...
中里介山 「大菩薩峠」
...お角がそのところに立ち塞がりました...
中里介山 「大菩薩峠」
......
仁科芳雄 「NIELS BOHR」
...自慢じゃねえが空っ尻(けつ)だ」「顔で呑める店は無いのか」「八方塞がり」「呆れた野郎だ...
野村胡堂 「大江戸黄金狂」
...俺が不承知だ」八五郎は大手を擴(ひろ)げて立塞がりました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...笹野新三郎も開いた口が塞がりません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「これは?」平次もさすがに胸が塞がりました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お前は?」八五郎は暫らくは開いた口も塞がりません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...殆ど息も塞がりさうになり...
原民喜 「飢ゑ」
...「八方塞がりになったら...
森鴎外 「かのように」
...(まぶた)が重くなって目が塞がりそうになる...
リルケ Rainer Maria Rilke 森鴎外訳 「白」
...次第に息が塞がり気力が抜けて来た...
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」
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