...「そちは塙(ばん)のゆかりのものであろうな?」古千屋ははっとしたらしかった...
芥川龍之介 「古千屋」
...其の子は同級の塙(はなわ)信一と云って入学した当時から尋常四年の今日まで附添人の女中を片時も側から離した事のない評判の意気地なし...
谷崎潤一郎 「少年」
...塙保己(はなわほき)一は根岸肥前守と日本橋でめぐり逢った世の中で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...塙二郎(はなわじろう)は国学者として不臣なりとて何者かに首を斬(き)られ...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...大西・塙・白川と今朝で牛鍋を食ひ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...」「去年申上候塙書之事(はなはしよのこと)大事之事也...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...塙保己(はなはほき)一から取り寄せる書籍の残の事...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...塙と書き上野とも書く...
柳田國男 「地名の研究」
...この塙(はなわ)を行けば松が一本あると牛飼いが言った...
柳田国男 「雪国の春」
...御使者の手から直々(じきじき)に塙代与九郎へ賜わったという話な……御存じじゃろうが」「存じませいでか...
夢野久作 「名君忠之」
...塙代がソレ程のタワケ者とは知らなんだ...
夢野久作 「名君忠之」
...左様な申立てで塙代奴を取潰いて...
夢野久作 「名君忠之」
...塙代は三百五十石とか聞いたのう...
夢野久作 「名君忠之」
...近代稀れな鬼才と称された名探偵――塙隼人(はなわはやと)であった...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...塙(はなわ)江漢は...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...この塙江漢がおひきうけ申す...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...塙(はなわ)江漢...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...塙(はなわ)先生ではございませぬか」駕の外で...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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