...盲目(めくら)で学者になつた塙検校(はなはけんげう)と言ふ人も居るし...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...」小川中佐は塙団右衛門(ばんだんえもん)のような顔を...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...昨夜の塙五郎の送別会で飲みすぎておくれて来たのに怒る...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...その塙の路を地方によっては...
柳田國男 「地名の研究」
...「塙団右衛門」「奴小万」なる乎...
山路愛山 「詩人論」
...磐城國塙での事だ...
横瀬夜雨 「天狗塚」
...常陸の塙大和守(はなわやまとのかみ)...
吉川英治 「私本太平記」
...御老中方も、趣旨を聞かれて、さすがは塙老人、殊勝であると、すぐにご聴許になった」「それで安心いたした...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...塙氏」ぎょっとして...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...――まして当代の人格者塙(はなわ)老先生の指導を直々(じきじき)にうけた門人ならば...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...乳母(うば)に上がっていたお屋敷の若様で塙郁次郎(はなわいくじろう)様と仰っしゃるお人じゃ...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...あれはわしの子だ! 塙江漢の子だ! そんな極悪人であろうはずがない!」と...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...塙郁次郎に相違ないと断言する」「ウーム...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...しかし、その苦痛によって、塙江漢は、医者が帰るとまもなく、はっと、意識をひらいた...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...処刑するはずの塙郁次郎...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...塙老人の熱心な策動によるところと心得ます...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...塙(はなわ)江漢...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...音声まで巧みに変えた塙江漢(はなわこうかん)なのであった...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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