例文・使い方一覧でみる「塙」の意味


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...長い/\塀を繞(めぐ)らした厳(いか)めしい鉄格子の門がの家であった...   長い/\塀を繞らした厳めしい鉄格子の門が塙の家であったの読み方
谷崎潤一郎 「少年」

...どう見ても団右衛門(ばんだんえもん)といったような形で...   どう見ても塙団右衛門といったような形での読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...後藤又兵衛と(ばん)団右衛門とが乗込んで来る...   後藤又兵衛と塙団右衛門とが乗込んで来るの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...団右ヱ門の孫の三郎丸(さぶろうまる)...   塙団右ヱ門の孫の塙三郎丸の読み方
野村胡堂 「幻術天魔太郎」

...後に小島氏の姻戚となる氏では保己一が歿した...   後に小島氏の姻戚となる塙氏では保己一が歿したの読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...いわゆる(はなわ)という地の下の地なり...   いわゆる塙という地の下の地なりの読み方
柳田國男 「地名の研究」

...ハナワ、と書けり、山の差し出でたる処なりとあるのはあるいは『奥儀抄』によったのかも知れぬが、現今常陸(ひたち)稲敷(いなしき)地方で高い地所をハナワというのは事実である(茨城県方言集覧)...   ハナワ、塙と書けり、山の差し出でたる処なりとあるのはあるいは『奥儀抄』によったのかも知れぬが、現今常陸稲敷地方で高い地所をハナワというのは事実であるの読み方
柳田國男 「地名の研究」

...「団右衛門」「奴小万」なる乎...   「塙団右衛門」「奴小万」なる乎の読み方
山路愛山 「詩人論」

...代与九郎の家は三百五十石...   塙代与九郎の家は三百五十石の読み方
夢野久作 「名君忠之」

...左様な申立てで代奴を取潰いて...   左様な申立てで塙代奴を取潰いての読み方
夢野久作 「名君忠之」

...江戸流の捕物名人江漢老人の一子郁次郎と許嫁(いいなずけ)の間がらであるというのは奇縁である...   江戸流の捕物名人塙江漢老人の一子塙郁次郎と許嫁の間がらであるというのは奇縁であるの読み方
吉川英治 「牢獄の花嫁」

...郁次郎(はなわいくじろう)ですか」「たしかに郁次郎だ...   塙郁次郎ですか」「たしかに郁次郎だの読み方
吉川英治 「牢獄の花嫁」

...――殊にほかならぬ江漢先生のご子息...   ――殊にほかならぬ塙江漢先生のご子息の読み方
吉川英治 「牢獄の花嫁」

...たしかに郁次郎! もう事件は解決したも同様だ! 一刻も...   たしかに塙郁次郎! もう事件は解決したも同様だ! 一刻もの読み方
吉川英治 「牢獄の花嫁」

...郁次郎の軍鶏籠(とうまるかご)を見つめて...   塙郁次郎の軍鶏籠を見つめての読み方
吉川英治 「牢獄の花嫁」

...恐い、仮面(めん)のようです」「ああ……ああ……」と、江漢は、さめざめと泣くように、そう言われた自分の顔を両手で掩(おお)って――「面目ない! わしは恥かしい!法縄(ほうじょう)を司る公人として三十年、江戸与力の先輩といわれ、めでたく、公職を完(まっと)うして、去年の秋、名月の夜には、その隠退祝いをかねて、世間の人々から、捕縄供養までして貰った身であるのに、その江漢が、今宵(こよい)という今宵ばかりは、闇夜の鳥も同様、眼も見えねば、心も見えぬ...   恐い、仮面のようです」「ああ……ああ……」と、江漢は、さめざめと泣くように、そう言われた自分の顔を両手で掩って――「面目ない! わしは恥かしい!法縄を司る公人として三十年、江戸与力の先輩といわれ、めでたく、公職を完うして、去年の秋、名月の夜には、その隠退祝いをかねて、世間の人々から、捕縄供養までして貰った身であるのに、その塙江漢が、今宵という今宵ばかりは、闇夜の鳥も同様、眼も見えねば、心も見えぬの読み方
吉川英治 「牢獄の花嫁」

...江漢の手蹟(しゅせき)である...   塙江漢の手蹟であるの読み方
吉川英治 「牢獄の花嫁」

...ところが――昼――夕刻――になっても江漢の方からは音も沙汰もない...   ところが――昼――夕刻――になっても塙江漢の方からは音も沙汰もないの読み方
吉川英治 「牢獄の花嫁」

「塙」の読みかた

「塙」の書き方・書き順

いろんなフォントで「塙」

「塙」の英語の意味


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