...舟が渭塘を離れた時...
芥川龍之介 「奇遇」
...「陶塘(とうとう)」の水も濁っているし...
芥川龍之介 「長江游記」
...橋本蓉塘翁がかつてこの人物を咏題として作った七律二十四篇は...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...揚子江(ようすこう)と銭塘口(せんとうこう)との下流一帯を糾合(きゅうごう)して...
海野十三 「西湖の屍人」
...それは銭塘の友人であった...
田中貢太郎 「荷花公主」
...女姪(めい)は陵(けいりょう)の土となるところであった」銭塘君は傲然として言ってから...
田中貢太郎 「柳毅伝」
...銭塘の破陣楽(はじんがく)をはじめ様ざまの音楽を奏した...
田中貢太郎 「柳毅伝」
...これは大王の御判断を仰ぎたいと思います」銭塘君は自分の言ったことに気が注(つ)いた...
田中貢太郎 「柳毅伝」
...塘の桜は半分ばかり咲いてゐたけれど...
種田山頭火 「其中日記」
...釧路の塘路(とおろ)では...
知里真志保 「アイヌ宗教成立の史的背景」
...西湖を銭塘江岸へと展開させないところに杭州の頽廃がある...
豊島与志雄 「画舫」
...西湖の風光と銭塘江の風光との比較論がちょっと出ましたが...
豊島与志雄 「画舫」
...秋塘と竜山(りゅうざん)とを招聘(しょうへい)したい」と口癖のように...
中谷宇吉郎 「九谷焼」
...塘松(とうしょう)の梢に今朝降った雪が消え残り...
久生十蘭 「ボニン島物語」
...「十里池塘雨色濃...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...皮肉屋の伊東橋塘「女役者は縁日の金魚さ...
山本笑月 「明治世相百話」
...銭塘(せんとう)へ移って暮しているうち...
吉川英治 「三国志」
...もとこれ銭塘の小吏の子たるに過ぎず...
吉川英治 「三国志」
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