...案にたがって怪塔王は煙の間から顔を出して...
海野十三 「怪塔王」
...怪塔とともに、ここで粉々にくだけてしまっていいとおもっている」「それは無茶(むちゃ)だ...
海野十三 「怪塔王」
...じっと怪塔王を睨んで立っていました...
海野十三 「怪塔王」
...生捕にした怪塔王の顔を見つめました...
海野十三 「怪塔王」
...塔のてっぺんにしばられたって...
江戸川乱歩 「宇宙怪人」
...ふたたび塔の上から眼を放つと...
谷譲次 「踊る地平線」
...鉄塔)三春(ハル)のラテン語が ver であるが...
寺田寅彦 「言葉の不思議」
...眼を遮ぎるものとてはただタヴィストックの教会の尖塔と...
コナンドイル Conan Doyle 三上於莵吉訳 「白銀の失踪」
...摩天(まてん)の白銅塔(はくどうとう)を見る間に築き上げては奈翁(なぽれおん)の雄図よりも早く微塵(みじん)に打崩したり...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...台石は一杯に青苔(あおごけ)が蒸して石塔も白い痂(かさぶた)のような物に蔽(おお)われ...
二葉亭四迷 「平凡」
...大方卵塔場の新仏の提灯でゞもあらう...
正岡容 「異版 浅草燈籠」
...高とのゝ三つは四つはのあと問へば麥の二葉に雲雀なくなりいつのよの庭のかたみを賤か家の垣ねつゝきに匂ふ梅の香頼朝の墓こゝぞと上り見れば蔦にからまれ苔に蒸されたる五輪の塔一つ...
正岡子規 「鎌倉一見の記」
...そこで塔の下のところに腰かけて...
宮原晃一郎 「虹猫の大女退治」
...先をたちきられた塔(とう)のようにけわしいということでした...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...大塔ノ宮の募兵に応じて起(た)ったものが日ましにその勢いを増して来たというし...
吉川英治 「私本太平記」
...昇る伽藍堂塔(がらんどうとう)の附属も...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...これらの巨大な石塔と堡塁には信じ難い程に人のものならぬ重量感があり...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
...散るおくれ毛もうるさそうに塔の見える当麻の寺へ...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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