...砲塔、水雷室、無線電信室、機械室、汽罐室――勘定するばかりでも、容易な事ではない...
芥川龍之介 「軍艦金剛航海記」
...怪塔王はすぐそこにいるんだ...
海野十三 「怪塔王」
...怪塔王が怪塔の中に仕掛けているのと同じなんです...
海野十三 「怪塔王」
...しかし悪運つよい怪塔王のことですから...
海野十三 「怪塔王」
...千二少年が天狗岩で会った怪塔・怪物事件...
海野十三 「火星兵団」
...例の修理された塔であった...
海野十三 「超人間X号」
...種子には唯小さな石塔があるだけだつた...
田山録弥 「草みち」
...人々は口々に饒舌(しゃべ)っていても世界は癲狂院(てんきょういん)かバベルの塔のようなものである...
寺田寅彦 「言語と道具」
...新しい卒塔婆(そとば)が立つ...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...塔の上の五輪に伝って頂上の屋根から庇へ下へと長々と垂れた一本の綱を伝わって...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...今は塔上に限らず...
南方熊楠 「十二支考」
...半天に浮かびいでたる凱旋塔(がいせんとう)の神女の像...
森鴎外 「舞姫」
...昔の日本人は戦歿者を記念して塔を築き仏を刻んだ...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...二段(にだん)のぼれば恐らくは生きて帰らぬ「夢」の塔...
與謝野寛 「“MONICO”」
...法勝寺ノ塔の辺まで拉(らっ)して行かれたが...
吉川英治 「私本太平記」
...直義さまが大塔ノ宮を殺(あや)めさせたのも...
吉川英治 「私本太平記」
...暗く繊細な紫の線が小尖塔の群れのように立つのが見え...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
...あたかも塔が舞踏しつつ回転するように見える...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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