...その美術館には有名な塑像が多く展示されている...
...彼は自分の分身のような塑像を作った...
...この公園の中には、芸術的な塑像がいくつも置かれている...
...教会の中には、大きな塑像が聖人たちを描いていた...
...映画のワンシーンで、塑像が主人公を見守るような演出が使われていた...
...初めから塑像にするつもりならば...
高村光太郎 「回想録」
...当時の塑像は西洋流の塑像の拵え方とは違って...
高村光太郎 「回想録」
...末の兄は美術學校の塑像科へ入つてゐたが...
太宰治 「思ひ出」
...清純な恋愛を葉子にも訴え訴えしていた若い塑像家(そぞうか)の噂(うわさ)も出た...
徳田秋声 「仮装人物」
...またハントがカーライルの細君にシェレーの塑像(そぞう)を贈ったという事も知れている...
夏目漱石 「カーライル博物館」
...塑像を木彫に移す方法も無かったことはいうまでもないことです...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...あの有名な塑像(そぞう)のように見えましたよ...
久生十蘭 「キャラコさん」
...切り株に腰かけた邦夷が塑像のように堅くなって見送っている...
本庄陸男 「石狩川」
...本来が生粉の塑像(そぞう)であったために...
柳田国男 「木綿以前の事」
...翁の塑像製作中、津上氏は古賀氏、佐藤氏、筆者等が傍(かたわら)で語る只圓翁の逸事を聞きながら、「愉快ですなあ...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...巴里(パリイ)のペエル・ラシエエズの墓地にあるバルトロメの「死」の塑像の模作(うつし)もあつた...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...奥行三間ほどの巌窟に粗末な近代の塑像の著色羅漢八体を安置してゐるのは云ふに足らないが...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...いかにも東洋的英傑の代表的な一塑像(そぞう)を見るようなものがある...
吉川英治 「三国志」
...女と童女との塑像で見ても明らかなように...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...しかし昼食をとるまでにはなお五重の塔の塑像や...
和辻哲郎 「四十年前のエキスカージョン」
...そうしてそれが塑像であることと何らか密接な関連を持っているらしく見えることである...
和辻哲郎 「麦積山塑像の示唆するもの」
...またその塑像の製作はどこで栄えたのであるか...
和辻哲郎 「麦積山塑像の示唆するもの」
...麦積山の塑像は、この中央アジアの塑像の様式を反映しているらしい...
和辻哲郎 「麦積山塑像の示唆するもの」
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