例文・使い方一覧でみる「堵」の意味


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...夢が覚めてよかったと安(あんど)するその下からもっと恐ろしい本物の不吉が...   夢が覚めてよかったと安堵するその下からもっと恐ろしい本物の不吉がの読み方
有島武郎 「星座」

...案じて安の山小屋より深切に多人數で搜しに來た...   案じて安堵の山小屋より深切に多人數で搜しに來たの読み方
泉鏡花 「遺稿」

...これで落着した訳です」警部は本当に安したらしい口調であった...   これで落着した訳です」警部は本当に安堵したらしい口調であったの読み方
江戸川乱歩 「吸血鬼」

...取出して多年苦心の拙老に早く安をさしてくれ」「かしこまって御座りまする」滝之助は闇の山路を却(かえ)って幸いに...   取出して多年苦心の拙老に早く安堵をさしてくれ」「かしこまって御座りまする」滝之助は闇の山路を却って幸いにの読み方
江見水蔭 「怪異黒姫おろし」

...卒婆には、滿月ほどの大きさで車のやうな黒い鐵の輪のついてゐるのがあつて、その輪をからからして、やがて、そのまま止つてじつと動かないならそのした人は極樂へ行き、一旦とまりさうになつてから、又からんと逆にれば地獄へ落ちる、とたけは言つた...   卒堵婆には、滿月ほどの大きさで車のやうな黒い鐵の輪のついてゐるのがあつて、その輪をからからして、やがて、そのまま止つてじつと動かないならそのした人は極樂へ行き、一旦とまりさうになつてから、又からんと逆にれば地獄へ落ちる、とたけは言つたの読み方
太宰治 「思ひ出」

...町内の顔役たちは女房に寝物語してひそかにわが家の内福に安(あんど)するというような有様であった...   町内の顔役たちは女房に寝物語してひそかにわが家の内福に安堵するというような有様であったの読み方
太宰治 「新釈諸国噺」

...ただ私がいくらか束の間の安をしたことには...   ただ私がいくらか束の間の安堵をしたことにはの読み方
豊島与志雄 「或る女の手記」

...をなして潜んでゐるやうに感じられる...   堵をなして潜んでゐるやうに感じられるの読み方
中原中也 「海の詩」

...いまも何となしに正三に安の感を抱かせるのであつた...   いまも何となしに正三に安堵の感を抱かせるのであつたの読み方
原民喜 「壊滅の序曲」

...私は云ひやうもない安と...   私は云ひやうもない安堵との読み方
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」

...「……御身は近頃著述に耽り居る由過日村山氏より聞き及び母は嬉しく安いたし候...   「……御身は近頃著述に耽り居る由過日村山氏より聞き及び母は嬉しく安堵いたし候の読み方
牧野信一 「鏡地獄」

...ところが同じ熊野でも安峰辺で自ら聞いたは...   ところが同じ熊野でも安堵峰辺で自ら聞いたはの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...さぞ安(あんど)なすったことでしょう」甲斐はあいまいに微笑した...   さぞ安堵なすったことでしょう」甲斐はあいまいに微笑したの読み方
山本周五郎 「樅ノ木は残った」

...私はこのように安(あんど)致した事は御座いませぬ...   私はこのように安堵致した事は御座いませぬの読み方
夢野久作 「白髪小僧」

...少しも四民の安を計られぬため...   少しも四民の安堵を計られぬための読み方
吉川英治 「大谷刑部」

...その儀はどうぞ御安(ごあんど)あって」「では」と...   その儀はどうぞ御安堵あって」「では」との読み方
吉川英治 「私本太平記」

...それでそちも安(あんど)であろうが』彦兵衛は...   それでそちも安堵であろうが』彦兵衛はの読み方
吉川英治 「鍋島甲斐守」

...そのためには自分が残ってよかったという安に似たものもあった...   そのためには自分が残ってよかったという安堵に似たものもあったの読み方
蘭郁二郎 「宇宙爆撃」

「堵」の読みかた

「堵」の書き方・書き順

いろんなフォントで「堵」

「堵」の英語の意味


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