...斯樣な人類の住んで居る村へ對して將來共に堤防を築かぬと云ふ亂暴狼籍を云はれてそれで分らぬ人民であるから...
田中正造 「土地兼併の罪惡」
...來る二十七日迄に堤防を築いたのを取崩せ...
田中正造 「土地兼併の罪惡」
...私は食器を洗いに突堤へ出た...
外村繁 「澪標」
...橋を渡った向うが低い堤防をなしていて...
豊島与志雄 「月明」
...破砕した岩砂の堤防も...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...完全な堤防などは造れないので...
中谷宇吉郎 「異魚」
...馬を土堤(どて)のような高い所へ上げた...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...堤を降りると、とっつきの歪んだ床屋の前に、ポプラで囲まれた広場があった...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...「花堤夜色淡生烟」云々の次韻の詩がある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...真暗三宝(まっくらさんぼう)駆け出(いだ)した,それから土堤の半腹まで往き...
矢崎嵯峨の舎 「初恋」
...土堤まで、背を没する高さの枯葦の中を行ってみたら、その先にも未だ白茶けた枯葦の洲が二十丁ばかりも予から海を遠ざけているのが見えた...
山本周五郎 「青べか日記」
...土堤の上は人が往来し...
山本周五郎 「青べか物語」
...ついに高い砂利の堤で押しつまりになつた...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...池の堤を切りくずせ」と...
吉川英治 「新書太閤記」
...怒濤の音を聞いてから築堤にかかったといえないこともない...
吉川英治 「新書太閤記」
...本田堤(づつみ)の辺までくると...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...なんの気もなく堤(どて)に立って見たのである...
吉川英治 「宮本武蔵」
...武蔵は河原から堤(どて)の上へ姿を現わし...
吉川英治 「宮本武蔵」
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