...どうやらこの攻城堡塁(こうじょうほうるい)が気づかれたようですぞ」「なに...
海野十三 「東京要塞」
...これはまたマレイの「コータ」堡塁とのある関係を思わせる...
寺田寅彦 「土佐の地名」
...室のなかほどに横たわりし新聞綴込(とじこみ)の堡塁(ほうるい)を難なく乗り越え...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...首山堡(しゅざんぽ)の戦いに受けた負傷であった...
徳永直 「戦争雑記」
...金融資本と産業大資本とを本物の社会主義からの攻撃から守るために考案された最後の堡塁の有力な一つなのである...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...角面堡(かくめんほう)がかく沈黙してることは...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...角面堡(かくめんほう)の中央を三日月形にかなり広く破壊した...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...堡礁(リーフ)内の水は...
中島敦 「環礁」
...堡礁内の浅い緑色の水...
中島敦 「環礁」
...ヨコヘイマに橋頭堡をつくり...
久生十蘭 「だいこん」
...「彼得堡(ペテルブルグ)へだ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...其外彼得堡(ペテルブルグ)で有名な某(ぼう)国手(こくしゅ)がおれの傷(て)を負った足の上に屈懸(こごみかか)っているソノ馴染(なじみ)の顔も見える...
ガールシン 二葉亭四迷訳 「四日間」
...「この彼得堡(ペテルブルグ)でそんな悪口を聞く事は無いでせう?」無論ないといふだらうと予期してゐられたのだらう...
二葉亭四迷 「露都雑記」
...堡砦(フォート)は土へ還って...
牧逸馬 「ヤトラカン・サミ博士の椅子」
...一部落を作つて長春堡と名づけて以来百年の間に...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...更に五十から七十メートル先には屋根のない巨大な堡塁が五芒星形の外形を完璧に留め...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
...それを防ぐには堡塁を襲撃奪取しなくてはならない...
和辻哲郎 「鎖国」
...三つの堀と数カ所の稜堡を以て取巻かれたこの要害を...
和辻哲郎 「鎖国」
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