...僕等が飛び出した川からピー堡塁に至る間に...
岩野泡鳴 「戦話」
...これはまたマレイの「コータ」堡塁とのある関係を思わせる...
寺田寅彦 「土佐の地名」
...室のなかほどに横たわりし新聞綴込(とじこみ)の堡塁(ほうるい)を難なく乗り越え...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...それは首山堡の戦いのある四五日前のことであった...
徳永直 「戦争雑記」
...まったく一つの角面堡(かくめんほう)であった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...その角面堡をまもってるカラビン銃は...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...前夜のようににわかに角面堡をよじ上ることもでき...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...マリユスがガヴローシュを胸にかかえて角面堡(かくめんほう)に戻ってきた時...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...角面堡(かくめんほう)に向かって猛射を浴びせた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...丘上の角面堡より攻めんとす...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集≪学校時代の詩≫」
...新嘉堡(シンガポール)と云うような印度(インド)洋の港々(みなとみなと)に立寄り...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...一九一六年版ホワイトヘッドの南印度村神誌六〇頁)パンジャブのシァルコット砦を築くに東南の稜堡が幾度も崩れたので...
南方熊楠 「人柱の話」
...コンナ陰惨な死骸の堡塁の中間に収容されているのか私はサッパリ見当が付かなかった...
夢野久作 「戦場」
...一部落を作つて長春堡と名づけて以来百年の間に...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...戦略上の一つの橋頭堡(きょうとうほ)を目企(もくろ)むにいたったのも...
吉川英治 「私本太平記」
...ここから上は黒い剥き出しの岩の斜面で肋骨のような粗い瘤の付いた氷河が始まっていた――だが挑発的な立方体、堡塁、谺を返す洞窟口がこの光景に不自然で幻想的で夢幻的な徴候を加えていたのだ...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
...この堡塁は星形をしており...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
...三つの堀と数カ所の稜堡を以て取巻かれたこの要害を...
和辻哲郎 「鎖国」
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