...一つ一つの窓が堡塁(ほうるい)となっていました...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「絵のない絵本」
...この稜堡(りようほう)を...
ルイ・ベルトラン Louis Bertrand 上田敏訳 「石工」
...数が多い小さな堡塁として大きな敵である火事に立ち向かっていると私は思っている(methink)...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...――その不安の情(じょう)が九月一日の首山堡占領の二号活字でたちまちにしてとかれたと思うと...
田山花袋 「田舎教師」
...あの狂人じみた泣き声は首山堡(しゅざんぽ)で...
徳永直 「戦争雑記」
...かかる塞堡にて自ら誇るは遼東の豚とやいはん...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...角面堡は郭外に身をささえていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...土方は、堡塁の所から、首だけ出して、何か叫んでいた...
直木三十五 「近藤勇と科学」
...堡礁(リーフ)内の水は...
中島敦 「環礁」
...堡礁内の浅い緑色の水...
中島敦 「環礁」
...正面に角面堡(ルタン)の高い壁がつづき...
久生十蘭 「墓地展望亭」
...童子掩堡もなければ...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...また近頃我国の婦人がその脇腹を武装し始めたあのでっかい稜堡(りょうほ)*は...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ただ壕や側堡だけを偵察するのは正しい方法とは言えない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...方言に邑中の堡城(ほじょう)これを土居という...
柳田國男 「地名の研究」
...一部落を作つて長春堡と名づけて以来百年の間に...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...整った形の立方体の群れ、堡塁、洞穴の口だ...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
...また我々自身が堡塁を戴く頂付近で見かけた奇妙な靄も同様に...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
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