...突角堡(ほ)や稜角(りょうかく)や凸(とつ)出角などをなしていたものである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...猪(いのしし)のごとく毛を逆立て山のごとく巨大なその角面堡(かくめんほう)の野獣を...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...弾は角面堡(かくめんほう)の切れ目に向かって発射され...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...シャンヴルリー街の角面堡(かくめんほう)の中は...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...角面堡(かくめんほう)に向かって猛射を浴びせた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...角面堡(かくめんほう)の上から半身以上を乗り出していた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...一人が堡塁へのしかかるように...
直木三十五 「近藤勇と科学」
...今ちょうど外海から堡礁(リーフ)の裂目にさしかかったところだった...
中島敦 「環礁」
...海も――少くとも堡礁の内側の水だけは――トロリと翡翠(ひすい)色にまどろんでいるようだ...
中島敦 「環礁」
...露國の聖彼得堡に一人の有名な學者がある...
新渡戸稻造 「教育の目的」
...あなた方の彼得堡(ペテルブルグ)にだつて...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...新嘉堡(シンガポール)と云うような印度(インド)洋の港々(みなとみなと)に立寄り...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...「この彼得堡(ペテルブルグ)でそんな悪口を聞く事は無いでせう?」無論ないといふだらうと予期してゐられたのだらう...
二葉亭四迷 「露都雑記」
...堡塁の傍らに、旗竿を立て、黄色の地に、白の半月と赤い星を抱き合わせに染め抜いた、札荅蘭(ジャダラン)族の旗が掲げてある...
林不忘 「若き日の成吉思汗」
...それから彼得堡の大学に這入って...
森鴎外 「食堂」
...恐怖の都市と明らかにその山側の前哨である最早見馴れた立方体及び堡塁とを繋いでいた...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
...そうでなければ丘の堡塁同様に屋根がなく中を見ても荒れて氷に閉ざされた廃墟に過ぎなかった...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
...今となってはその名残を奇妙に這い登る立方体や堡塁として見ることができるのみである...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
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