...堀口君の『夜ひらく』はまだ拝見はしないが...
辻潤 「惰眠洞妄語」
...故志田順、堀口由己、小倉伸吉、妹沢克惟、和達清夫、松山基範、坪井誠太郎、石本己四雄(地震研究所所長)、日高孝次(海洋気象台長)の諸博士の業績がそれだ...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...堀口大学ブラヂルの首都に在り...
断膓亭日記巻之四大正九年歳次庚申 「断腸亭日乗」
...堀口大学(ほりぐちだいがく)君がその随筆集『季節と詩心』の中で書いているが...
萩原朔太郎 「老年と人生」
...斯んなものを吹かれたら自分も堀口も...
牧野信一 「南風譜」
...堀口からの電話で起された...
牧野信一 「南風譜」
...「堀口さんですか...
牧野信一 「南風譜」
...何時ものやうに大手を振つて庭先へ廻つて来る堀口であつた...
牧野信一 「南風譜」
...「森さんの奥さん――」堀口が...
牧野信一 「南風譜」
...外へ出ようとでもすると母と堀口とで威嚇の気色さへ示して絶対に許さない...
牧野信一 「南風譜」
...若しも堀口の一味にでも――」と...
牧野信一 「南風譜」
...堀口や継母や篠谷達もこれに目をつけて...
牧野信一 「南風譜」
...堀口等は思はず異口同音に...
牧野信一 「南風譜」
...大口をあけて叫んでゐる堀口等の表情が...
牧野信一 「南風譜」
...「ドリヤンとリリーとラツキーが僕達の所有になつて――そして騎手が三人……」「それではね――」堀口が疾る胸を強いて圧し鎮めるかのやうな落着いた見得を切つて口を開いた...
牧野信一 「南風譜」
...」と堀口が弱音を吹いたが...
牧野信一 「南風譜」
...しかし軍の中堅は、ほとんどが宗徒(むねと)の新田一族で――脇屋義助、義治(よしはる)をはじめ、堀口、綿打、里見、烏山、細屋、大井田、大島、籠守沢(こもりざわ)、額田(ぬかだ)、世良田、羽川、一の井などの諸将いずれも越後から坂東上野(ばんどうこうずけ)の出生者だった...
吉川英治 「私本太平記」
...――そのほか、大館(おおだて)義氏、堀口美濃守、江田、額田(ぬかだ)、烏山、羽川、里見、岩松、武田などの宗徒(むねと)の一族旗本からまた――在京の禁門軍、名和長年らの諸大名の兵力までをあわせ、およそ五万をこえるであろう軍勢がお道すじをえんえんとかため、すでにそのいちばん先の者は叡山東坂本に着いているかとさえ見えた...
吉川英治 「私本太平記」
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