...などの直接の基体である実体は...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...今この歴史的回帰に於て常に変らない根本的な基体こそは人間性なのであり...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...或る方向に於てもはやそれ以上還元出来ない最後の基体として...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...個人的当為の内容であり基体であった...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...すでに形成されてあった技術の基体――機械・工場設備・其の他――は無益に荒廃にゆだねられねばならず...
戸坂潤 「技術の哲学」
...更に第三に又この有用技術の人間的基体たる肉体そのものを大量的に破壊することによって...
戸坂潤 「技術の哲学」
...所謂プチブル・インテリゲンチャなるものの基体がここに出来上って来るのである...
戸坂潤 「技術の哲学」
...そして無限の本性は欠如であり又その基体それ自身は知覚し得る連続である...
戸坂潤 「空間概念の分析」
...そしてかかる無限の基体となるものが連続であるのである...
戸坂潤 「空間概念の分析」
...「根柢に置かれてある論理的基体」「変化多い現象の根柢に...
中井正一 「言語は生きている」
...抽象的な権力で統一しようとするところの基体...
中井正一 「美学入門」
...この基体的主体ヒュポケイメノンが...
中井正一 「美学入門」
...何か基体的な動かないものから...
中井正一 「「見ること」の意味」
...基体としてその底に全体的一というものを考えることもできない...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...無限なる属性の基体としての神は...
西田幾多郎 「デカルト哲学について」
...基体的なるものがあってはならない...
西田幾多郎 「デカルト哲学について」
...外に基体的なるものを考えた時...
西田幾多郎 「デカルト哲学について」
...歴史的世界の基体と考うべきものである...
西田幾多郎 「デカルト哲学について」
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