...われらの軍費を鵜呑みにしてもこれに基づく経済力の建設は到底...
石原莞爾 「戦争史大観」
...これは「エンピリシストの三脚」すなわち「偶然」「歴史」「アナロジー」に基づくものであった...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...〔国際法の主義である正理に基づくべきこと〕それから外交についてもう一つ申上げたいことがある...
大隈重信 「外交の方針」
...社会本能の退化に基づく損失は...
丘浅次郎 「人間生活の矛盾」
...同じ理由に基づくことが知れる...
谷崎潤一郎 「陰翳礼讃」
...二年間通学させてみた体験に基づくものである...
中谷宇吉郎 「六三制を活かす道」
...しかるに活動は自己性と他者性との兩契機の必然的竝立と從つて兩者間の必然的緊張とに基づく...
波多野精一 「時と永遠」
...記憶や習慣に基づく絶え間なく確立された確信とは...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...因果性に基づくある種の推論の基盤であり...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...自身の知性の正しさに基づく以外に...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...経験や歴史に基づく最も確立された真実と...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...ただもっぱらこの易断のためのみに存するがごとし(キケロ)・(a)稲光りや川の渦・などに基づくもの...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...こちらのネ(根)の語の基づくところはどうやら別にあったらしく...
柳田国男 「海上の道」
...絵様(えよう)というものにも基づく所があるということであった...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...なんらか危険なことのように考えたのに基づく...
和辻哲郎 「蝸牛の角」
...たちまち厭倦と苦痛とに変ずる直接の享楽によって起こされたのでなかったことに基づくのであろう...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...この像の人を圧するような力はそういう大手腕に基づくのであろう...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...この作に必然なものであって偶然の副動機に基づくものではない...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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