例文・使い方一覧でみる「執権」の意味

...執権相模守義時が陰険のと騒ぎ立ててゐた事もあつたやうでございますが...
太宰治「右大臣実朝」

...執権相州さまの御次男朝時さま... 執権相州さまの御次男朝時さまの読み方
太宰治「右大臣実朝」

...大檀那（おおだんな）鎌倉ノ執権（しっけん）北条高時と... 大檀那鎌倉ノ執権北条高時との読み方
吉川英治「私本太平記」

...北条家七代の現執権高時の今にいたるまで... 北条家七代の現執権高時の今にいたるまでの読み方
吉川英治「私本太平記」

...カツテノ執権、最明寺時頼ノ母スラ、自ラ破レ障子ヲ繕（ツクラ）ウテ、勤倹ノ教ヘヲ垂レタリト聞クソノ松下ノ禅尼ノ子孫高時、今ハ数十人ノ妾（セフ）ヲ蓄へ、妾ニハ領地ヲ分カチ、白拍子、猿楽（サルガク）、田楽俳優ナド、府内二千人ヲ超ユルニイタル... カツテノ執権、最明寺時頼ノ母スラ、自ラ破レ障子ヲ繕ウテ、勤倹ノ教ヘヲ垂レタリト聞クソノ松下ノ禅尼ノ子孫高時、今ハ数十人ノ妾ヲ蓄へ、妾ニハ領地ヲ分カチ、白拍子、猿楽、田楽俳優ナド、府内二千人ヲ超ユルニイタルの読み方
吉川英治「私本太平記」

...――上座の執権高時が... ――上座の執権高時がの読み方
吉川英治「私本太平記」

...執権の近親赤橋どのの妹聟（いもとむこ）となると分ったのである... 執権の近親赤橋どのの妹聟となると分ったのであるの読み方
吉川英治「私本太平記」

...天下の執権職を愚にしおったな... 天下の執権職を愚にしおったなの読み方
吉川英治「私本太平記」

...執権殿の御前の首尾は」「それはもう……」と... 執権殿の御前の首尾は」「それはもう……」との読み方
吉川英治「私本太平記」

...お物狂いの果て、執権どのにも、御重態とか」「あわてるな... お物狂いの果て、執権どのにも、御重態とか」「あわてるなの読み方
吉川英治「私本太平記」

...――其許（そこもと）は前執権の義弟（おとと）... ――其許は前執権の義弟の読み方
吉川英治「私本太平記」

...――思わざる執権の上使が待っていようとは... ――思わざる執権の上使が待っていようとはの読み方
吉川英治「私本太平記」

...執権の座に復させたものであった... 執権の座に復させたものであったの読み方
吉川英治「私本太平記」

...執権職の空座をめぐッて... 執権職の空座をめぐッての読み方
吉川英治「私本太平記」

...執権高時から贈られた源家重代の白旗は壇の香華のように香煙のわきに垂れさがっていたのである...
吉川英治「私本太平記」

...と執権御所のご評議やら... と執権御所のご評議やらの読み方
吉川英治「私本太平記」

...執権（しっけん）高時のじつの弟... 執権高時のじつの弟の読み方
吉川英治「私本太平記」