...直ちに鼓噪して黒坂に至り維盛と相対して白旗を埴生の寒村に飜せり...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...僅(わづ)かに埴輪(はにわ)の破片(はへん)(雲珠(うず)...
江見水蔭 「探檢實記 地中の秘密」
...埴輪のやうな、テラコツタの肌をしてゐるのであります...
太宰治 「國技館」
...五月四日曇、行程八里、埴生、今井屋(三〇・下)行乞しなければならないのに、どうしても行乞する気分になれない、それをむりに行乞した、勿論下関から長府まで歩くうちに身心を出来るだけ調整して...
種田山頭火 「行乞記」
...埴輪(はにわ)の人形(にんぎよう)や...
濱田青陵 「博物館」
...何か埴輪の土偶(でく)のようなものでもあったら欲しいと思ったのだが...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...埴輪(はにわ)をいじったり...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...乾坤を照し尽す無量光埴の星さえ輝き初め我踏む土は尊や白埴木ぐれに潜む物の隈なく黄朽ち葉を装いなすは夜光の玉か神のみすまるか奇しき光りよ...
宮本百合子 「秋の夜」
...埴生と運動場へ出て遊ぶ...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...埴生が、君の目は基線を上にした三角だと云ったが、その倒三角形の目がいよいよ稜(かど)立っていたであろう...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...かつて埴生の小屋の背戸をおとずれた...
柳田國男 「夢と文芸」
...しかるに埴谷図書助は城の大手門からまっすぐに...
山本周五郎 「半之助祝言」
...埴谷城代といううしろ盾があったからで...
山本周五郎 「半之助祝言」
...手に持っていた埴輪(はにわ)を...
吉川英治 「江戸三国志」
...荒土で塗りたたいた埴生(はにゅう)の小屋みたいな穴口が幾つもあった...
吉川英治 「私本太平記」
...赤埴源蔵(あかはにげんぞう)はつぶやいて...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...赤埴源蔵のうしろへ隠れてしまう...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...この埴輪の稚拙さが日本の原始芸術の怪奇性と全く縁のないものであることは...
和辻哲郎 「人物埴輪の眼」
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