...それは埓もない夢だつたが...
種田山頭火 「行乞記」
...さぞ人間のアラ世間のアラが暴露されるだらうなどゝ埓もないことを考へた...
種田山頭火 「其中日記」
...おすがはもう埓もない...
長塚節 「芋掘り」
...先年すでに死亡いたしたという埓もない話」「なるほど」「ところが...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...埓もないと申せば埓もない...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...踏まぬという埓もない酔漢同士のつかみあいだったが...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...埓もないことのようですが...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...「埓もない話ですが...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...とっくり調べてもらいたいという埓もない話なンです...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...そういった埓もない記事が載っていた...
久生十蘭 「黒い手帳」
...埓もないまでになった...
久生十蘭 「蝶の絵」
...すぐ死なん哉と思う埓もないペシミストだったんだが...
久生十蘭 「魔都」
...埓もない見てくれの意匠も旧い日のことになつた...
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」
...たうとう埓もない事になつたと思ふと...
若山牧水 「熊野奈智山」
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