...彼女は城府が深い人だ...
...女性の心の城府を知るヒントが欲しい...
...営業トークに騙されるな、彼らは城府があるとギラギラするだけだ...
...彼は城府があり、なかなか心を開かない...
...嘘をつくことが多い人は城府が薄い傾向がある...
...誰に対しても城府を撤して奥底もなく打解ける半面をも持っていたのは私の初対面でも解る...
内田魯庵 「鴎外博士の追憶」
...他(ひと)には何時(いつ)でも城府(じょうふ)を設けてるように見えた...
内田魯庵 「美妙斎美妙」
...如何なる人に対しても少しも城府(じょうふ)を設けないで...
内田魯庵 「二葉亭余談」
...他人に対して城府を設けないといふやうな紳士らしい処があつた...
田山録弥 「尾崎紅葉とその作品」
...誰に向つても城府を設けない物の言ひ方が...
田山録弥 「紅葉山人訪問記」
...しかし城府を設けない行き届いた叔父の態度や...
夏目漱石 「明暗」
...洛陽の城府は、挙げて、遠征の兵馬を迎え、市は五彩旗に染まり、夜は万燈にいろどられ、城内城下、七日七夜というもの酒の泉と音楽の狂いと、酔どれの歌などで沸くばかりであった...
吉川英治 「三国志」
...城府に居すわると...
吉川英治 「三国志」
...佐々木道誉の城府とは...
吉川英治 「私本太平記」
...この盆地の城府がひらかれて以来の賑いだった...
吉川英治 「新書太閤記」
...子息利長の居城府中に...
吉川英治 「新書太閤記」
...まだ城府の一地区だけでしかない...
吉川英治 「新書太閤記」
...その間に、仙石伯耆守は、供揃いも慌ただしく、大目附の役人として、城府へ、駕を急がせていた...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...この新しい城府に移住していた天下の梟雄(きょうゆう)や豪傑的な大名のあいだに伍しても...
吉川英治 「宮本武蔵」
...入城府一両国という地名も橋が出来てから後のことである...
吉川英治 「宮本武蔵」
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