...主家(しゆか)仆(たふ)れ城地(じやうち)亡(ほろ)びて...
高山樗牛 「瀧口入道」
...家禄城地を召しあげられた当座の動顛(どうてん)のうちに...
本庄陸男 「石狩川」
...城地を喪(うしな)ったあの日から...
本庄陸男 「石狩川」
...ジユスト高山右近の舊城地なので...
吉川英治 「折々の記」
...漢朝の城地を守るために...
吉川英治 「三国志」
...城地を失うと、とたんに、従う兵もきわだって減ってしまう...
吉川英治 「三国志」
...また新野は守るに不適当な城地ですから」「いったい曹操の兵力は――実数はです――どのくらいのところが本当でしょう」「百万はあります」「そう号しているのですな」「いや...
吉川英治 「三国志」
...長沙の兵は潰乱(かいらん)してたちまち城地の第二門へ逃げこんでしまった...
吉川英治 「三国志」
...こういう城地をいうのだろうと感心したが...
吉川英治 「新書太閤記」
...――どれ、お暇を」「帰らるるか」道三は、一緒に立って、「聟どのの帰館とある、名残惜しい、そこまで、見送り申そうず」彼もまた、その日のうち、美濃の城地へ、帰るのだった...
吉川英治 「新書太閤記」
...城地や家臣もみな失って...
吉川英治 「新書太閤記」
...城地に余る面積は築き盛られて...
吉川英治 「新書太閤記」
...湖に臨むこの山一帯を城地として」彼のあたまのうちには...
吉川英治 「新書太閤記」
...城地の絶景を称(たた)えたりしていたが...
吉川英治 「新書太閤記」
...こんなにやさしく彼が城地の明け渡しを承知しようとは...
吉川英治 「新書太閤記」
...それらの小都会の城地を中心に...
吉川英治 「新書太閤記」
...「先頃の一戦は――武門の上では、わが勝ちであったが、城地、領土の損得においては、秀吉に実利を取られておる...
吉川英治 「新書太閤記」
...ここは楠氏の本城地(ほんじょうち)であった...
吉川英治 「日本名婦伝」
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