...両国に垢離場(こりば)があり...
野村胡堂 「江戸の昔を偲ぶ」
...垢離場(こりば)の高物小屋へ仙台の金華山(きんかざん)から鯨が泳ぎついたそうだ」「お花さん...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...二日目は小屋のある垢離場から両国の広場にかけて身動きも出来ぬような混雑...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...行って見よう」広小路から垢離場...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...向こうの垢離場(こりば)の昼席でトリをつとめて三百(ぞく)五百(そく)の客を呼び...
正岡容 「圓朝花火」
...かくて両国垢離場(こりば)の昼席とて第一流人以外は出演できなかった寄席の昼興行の...
正岡容 「小説 圓朝」
...両国垢離場の昼席からは橋ひとつ隔てた柳橋の小糸という妓(おんな)だった...
正岡容 「小説 圓朝」
...垢離場四年間(それほど連続的にその第一流の寄席は圓朝一人を出演せしめたのだった)の長期出演が...
正岡容 「小説 圓朝」
...垢離場(こりば)の板敷(いたじき)にワラの円座(えんざ)をしいて...
吉川英治 「神州天馬侠」
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