...「そんなに金無垢が有難けりゃ何故お煙管拝領と出かけねえんだ...
芥川龍之介 「煙管」
...実は金無垢を持って来たんだ...
芥川龍之介 「煙管」
...しかも垢じみた萌黄色(もえぎいろ)の毛糸の襟巻がだらりと垂れ下つた膝の上には...
芥川龍之介 「蜜柑」
...自分の妻がまだ無垢なお政さんのやうな娘もゐる前でそんな...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...それこそ爪の垢(あか)ほども無く...
太宰治 「花火」
...一年ぶりの垢を洗つた...
種田山頭火 「行乞記」
...気爽(きさく)らしい叔母はちょッと垢脱(あかぬ)けのした女であった...
徳田秋声 「新世帯」
...その誤謬(ごびゅう)のしかも無垢(むく)の場所...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...三輪の万七兄哥(あにき)などに縛られるよ」昨夜の白無垢は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...育ちのせゐか垢拔(あかぬ)けがして...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...萎びてトゲトゲしてゐて、垢染みて、老人の、それも死に近い病人の顔に似てゐた...
葉山嘉樹 「万福追想」
...その画はデルフィーヌとアナスタジーが若くて、純潔で無垢で、父が死ぬか生きるかの瀬戸際でウージェーヌに対して妙な屁理屈を捏ねた彼女達とは違った過去りし日の二人を思い出させるものだった...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...垢(あか)ひとつついていなかった...
久生十蘭 「キャラコさん」
...蓬髪垢面の一教誨師に会ひたり...
牧野信一 「変装綺譚」
...此の生一本(きいつぽん)の男は何処までも真清無垢(しんせいむく)として置かずにはすまなかつた...
宮地嘉六 「煤煙の臭ひ」
...あんな爺さんは旦那だから我慢をしているものの御亭主にしたいなどとは爪の垢程も思っちゃいない...
矢田津世子 「神楽坂」
...白無垢(むく)を着...
山本周五郎 「古今集巻之五」
...垢はでるがいねむりはでない...
吉川英治 「神州天馬侠」
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