...側に立つ垢臭い女神...
石川啄木 「雲は天才である」
...垢着いた首卷に頤を埋めた野村が飛び出して來た...
石川啄木 「病院の窓」
...健全無垢(むく)な社会の後継者を八人も育てつつある僕らに対して...
伊藤左千夫 「去年」
...私の蓬頭垢面(ほうとうこうめん)に反対(ひきか)えてノッペリした優男(やさおとこ)だったから少くも私よりは二...
内田魯庵 「美妙斎美妙」
...湯垢が窪み窪みに溜つてぬるぬるして居ます...
江南文三 「佐渡が島のこと」
...今に藤さんの話は垢ほども書いてはこない...
鈴木三重吉 「千鳥」
...その網に一寸八分黄金無垢(むく)の観世音の御像(おぞう)が掛かって上がって来た...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...きみを爪の垢ほどでも尊敬しているかい? そんな男ときみとの間にどんな共通点があるのだ? なに...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...かくのごとく己(おのれ)の気持を純一無垢(むく)...
中島敦 「悟浄歎異」
...それから風呂桶(ふろをけ)へ腰(こし)を掛(か)けてごし/\と洗(あら)ひながら「此(こ)りや燻(けぶ)つてえ」と復(また)沈(しづ)んだ儘(まゝ)ごし/\と垢(あか)を落(おと)して居(ゐ)たが「あゝ善(え)え處(とこ)だ...
長塚節 「土」
...それでも有繋(さすが)に深(ふか)く水(みづ)を藏(ざう)して居(ゐ)る土(つち)は垢(あか)の如(ごと)き表皮(へうひ)のみを掻(か)き拂(はら)つて行(ゆ)く疾風(しつぷう)の爲(ため)には容易(ようい)に其(そ)の力(ちから)を失(うしな)はないで...
長塚節 「土」
...これを色眼鏡(いろめがね)の世(よ)の人(ひと)にはほろ醉(よひ)の膝(ひざ)まくらに耳(みヽ)の垢(あか)でも取(と)らせる處(ところ)が見(み)ゆるやら...
樋口一葉 「經つくゑ」
...襟垢のついた紋羽二重の長襦袢を一ン日中引摺って...
久生十蘭 「魔都」
...もとは瀬垢離(せごり)であったと見えて...
柳田国男 「母の手毬歌」
...それが汗と垢の匂(にお)いと入り混って...
山本周五郎 「青べか物語」
...汗と垢(あか)とで寄りつけないほど臭い躯を...
山本周五郎 「柳橋物語」
...こよいは旅の垢(あか)でもそそいで寝(やす)んだがよかろう」「はい」素直な弟の返辞までが...
吉川英治 「源頼朝」
...文字どおりな蓬頭垢面(ほうとうくめん)を持った彼が...
吉川英治 「宮本武蔵」
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