...観音堂の傍で耳の垢取(あかと)りをやろうというので...
淡島寒月 「諸国の玩具」
...それでその時まで隠れていた清浄無垢(むく)な白い死に装束があらわれる...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...われ/\は人間の垢や油煙や風雨のよごれが附いたもの...
谷崎潤一郎 「陰翳礼讃」
...油垢に汚れ朽ばみしゆふべの寝まきながら...
種田山頭火 「草と虫とそして」
...最も純粋無垢な客観的表現は...
豊島与志雄 「表現論随筆」
...衣類の襟垢の有無は...
豊島与志雄 「風俗時評」
...庄次は突然な出來事を聞かされて無垢な青年に通有(ありがち)な一種の慄ひを禁じ得ませんでした...
長塚節 「白瓜と青瓜」
...柱に垢をつけながら神聖なお説教がぽつりぽつりと話されるのを聴いてゐる...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...甲野さんは手垢(てあか)の着いた...
夏目漱石 「虞美人草」
...純良無垢な山吹色で...
野村胡堂 「黄金を浴びる女」
...お杉の遺した白無垢に輪袈裟を掛け...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...純情無垢(むく)の象徴(シンボル)に見えて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...垢抜(あかぬ)けのした五十がらみ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...下司塵垢(げすじんこう)の下飼人...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...あるいは参詣の人たちが垢離(こり)を取った姿のままで...
柳田国男 「母の手毬歌」
...垢(あか)ぬけのした肌合(はだあい)もあるので...
吉川英治 「江戸三国志」
...水垢離(みずごり)をとり...
吉川英治 「新・水滸伝」
...心の垢(あか)を洗い上げたつもりであったが...
吉川英治 「宮本武蔵」
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