...土星が十二獣帯の第八宮に坐するという場合には...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...大にしては我々が大日本の教育を乱すといふ罪にも坐する次第で...
石川啄木 「雲は天才である」
...国民を政治的に訓練指導しなかった罪に坐する...
大隈重信 「勢力の中心を議会に移すべし」
...その阿弥陀様さえ毎月の二十三日だけは必ずお堂へ帰って安坐する...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...ついに死に至るまでみずから知らざるに坐するのみ...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...「もし人安んじて一室に静坐するを得ば...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...而(しこう)して松陰は自(みず)から安んじて一室に坐する能(あた)わざるなり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...左内東奥に坐する五...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...ぴたりと端坐する膝は...
豊島与志雄 「白木蓮」
...もし四本柱に坐する事を得ばこれ終(おわり)を全くするもの...
永井荷風 「一夕」
...諸君我輩の叫声に耳を掩(おお)ひつつ干物(ひもの)の如き塩焼の肴(さかな)打眺めて坐する浮世の義理また辛(つら)しといふべし...
永井荷風 「桑中喜語」
...苟(いやし)くも人に対して正坐する時に...
中里介山 「大菩薩峠」
...汝を給仕せんがために暫らく汝の右に坐することを許せ...
萩原朔太郎 「散文詩・詩的散文」
...後梁の法聡は坐するところの縄牀(じょうしょう)の両各々一虎あり...
南方熊楠 「十二支考」
...志賀氏のリアリズムは「万暦赤絵」の境地に安坐するであろう...
宮本百合子 「落ちたままのネジ」
...榛軒の非難は洋医方を知らざるに坐するものであつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...思えば不思議な宿縁(しゅくえん)だな」対坐すると...
吉川英治 「新書太閤記」
...坐する椅子(いす)は高く...
吉川英治 「新・水滸伝」
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