例文・使い方一覧でみる「坂路」の意味
スポンサーリンク...坂路を登るのは大変だ... 
...この地域は坂路ばかりで足腰に負担がかかる...
...坂路を下ったところに美しい庭園がある...
...あの自転車レースのコースには急な坂路が多い...
...坂路を歩くと景色がよく見渡せる...
...急な坂路（さかみち）を駈（か）け登った...
芥川龍之介 「トロッコ」
...歩一歩よろめきながら坂路をのぼるのだ...
太宰治 「正義と微笑」
...松の並木に見え隠れしながら坂路を降りて行く今...
太宰治 「パンドラの匣」
...暗い坂路をおりたり...
田中貢太郎 「黒い蝶」
...そこにはたらたらと降りて往く坂路（さかみち）のような路があった...
田中貢太郎 「萌黄色の茎」
...二十丁の坂路を明るいうちに下った...
谷崎潤一郎 「細雪」
...細い急な坂路を二三十間も上るのであった...
谷崎潤一郎 「細雪」
...中山手の電車通を山手の方へ半丁程上った細い坂路（さかみち）の中途にある...
谷崎潤一郎 「細雪」
...その崖の上の苔（こけ）の間に微かなひとすじの坂路があって...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...途中でいくつも屈折した坂路が山を越えて杉倉の方につゞくのである...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...ふたたびかの高低のひどい坂路に足をむけた...
ディッケンズ Charles Dickens 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...羊膓たる坂路は丁度襖の模樣の稻妻形に曲折して居る...
長塚節 「痍のあと」
...駿河台下から明大裏手にあたるひつそりとした坂路をひとりぶらぶら歩いてゐた...
原民喜 「二つの死」
...町はずれの小川を渡ると坂路にかかるがそこからが陶郷である...
柳宗悦 「現在の日本民窯」
...」と東野は坂路の息苦しさに立ち停りながらもひとり笑った...
横光利一 「旅愁」
...家を出てから二人は坂路を下っていった...
横光利一 「旅愁」
...」こう矢代の云っているとき雪の坂路を...
横光利一 「旅愁」
...坂路を少し降りて來ると...
吉江喬松 「山岳美觀」
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