...この旅で天涯地角を巡って回るつもりだ...
...彼女は天涯地角まで走っていきたいと思っている...
...天涯地角を目指すと心が洗われるような気がする...
...あの人は天涯地角を旅するのが趣味だそうだ...
...天涯地角の風景は実に美しいと聞いている...
...人類の活動の中心からは見のがされるほど隔たった地球の北端の一つの地角に...
有島武郎 「生まれいずる悩み」
...隣地角筈一番地を当時の地主武井守正氏に一坪十円で交渉を進めたが...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...今やその檣竿(しょうかん)に翻々たるの花旗はすでに天涯地角...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...静かなはずです、先代の主人、自分の生命(いのち)の親たる弾正先生は疾(と)うに世を去り、まさに当代の主人であるべき竜之助殿は、天涯地角、いずれのところにいるか、但しは九泉幽冥の巷(ちまた)にさまようているか、それはわからない――最近になって復興して、竹刀(しない)の声に換ゆるに読書の声を以てした道場の賑わいも、明日からは聞えないのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...それから他領他国へ――或いは天涯地角へ逃げ走る――ということが順序になっている...
中里介山 「大菩薩峠」
...しののめきたるまへ私の心は墓場のかげをさまよひあるくああ なにものか私をよぶ苦しきひとつの焦燥このうすい紅(べに)いろの空氣にはたへられない戀びとよ母上よ早くきてともしびの光を消してよ私はきく 遠い地角のはてを吹く大風(たいふう)のひびきをとをてくう...
萩原朔太郎 「青猫」
...ああ なにものか私をよぶ苦しきひとつの焦燥このうすい紅(べに)いろの空氣にはたへられない戀びとよ母上よ早くきてともしびの光を消してよ私はきく 遠い地角のはてを吹く大風(たいふう)のひびきを...
萩原朔太郎 「定本青猫」
...違った地角に姿を現わす...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...密度の凄まじい地角の涯に...
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」
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逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」
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吉川英治 「新・水滸伝」
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