...名(な)だたる荒地山(あらちやま)...
泉鏡太郎 「麻を刈る」
...天地山川五形五倫鳥獣草木之名に至迄皆通達せり...
伊波普猷 「ユタの歴史的研究」
...此地山中なれば村夫等(そんふら)昏愚(こんぐ)にして夜光の玉なる事をしらず...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...石崖から下の斜面は地山(じやま)のまゝに捨てゝあって...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...始度一海千餘里、至對馬國、其大官曰卑狗、副曰卑奴母離、所居絶島、方可四百餘里、土地山險、多深林、道路如禽鹿徑、有千餘戸、無良田、食海物自活、乘船南北市糴...
陳壽 「魏志倭人傳」
...大地山嶽ゆるがしめ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...『英国詩人の天地山川に対する観念』などを『哲学雑誌』で田舎書生が驚嘆の目に読んだのは三十余年の昔です...
土井晩翠 「漱石さんのロンドンにおけるエピソード」
...土地山險...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...極地山脈の死んだような輪郭があらわれた...
久生十蘭 「南極記」
...帝室に屬する土地山林甚だ廣大にして...
福沢諭吉 「帝室論」
...天地山岳鳴動し、星は乱れ飛び、雲は落ちかかる...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...九州の暖地山中に自生の木があって一重咲きの白花を発(ひら)くが...
牧野富太郎 「植物記」
...その地山茶多しとあれば山茶を神としたものか...
南方熊楠 「十二支考」
...此地山廻て海入る...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...多くの田地山林を買って隠棲(いんせい)したが...
山本周五郎 「日本婦道記」
...田地山林も多く持っているし...
山本周五郎 「日本婦道記」
...やまさがしのためには田地山林を失い...
山本周五郎 「藪落し」
...伝来の田地山林をのこらず法的に差押さえられ...
吉川英治 「新・水滸伝」
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