...足も地につかない人もあろう...
伊藤左千夫 「去年」
...今日は眞奈も足が地につかない訣である...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...道路よりも少しく低いわが家の門内に入ると足が地につかない...
伊藤左千夫 「水害雑録」
...道路よりも少く低い我家の門内に入ると足が地につかない...
伊藤左千夫 「水害雜録」
...足が地につかない感じだなんて言って賛成するのは...
太宰治 「正義と微笑」
...当時の氏の他の独創的な論策に較べて著しく地につかない青臭いものであった...
戸坂潤 「最近日本の科学論」
...伊代は足が地につかないような...
林芙美子 「帯広まで」
...足が地につかない...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...足が地につかないで...
三好十郎 「殺意(ストリップショウ)」
...そう思うと足も地につかない感じだった...
山本周五郎 「柳橋物語」
...足の地につかないように引き立てられた...
吉川英治 「黒田如水」
...足も地につかない様子で...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...足も地につかないでいずこへか逃げてしまった...
吉川英治 「親鸞」
...足も地につかないでいる松虫と鈴虫とへ...
吉川英治 「親鸞」
...踵(かかと)が地につかないように歩いていたが...
吉川英治 「夏虫行燈」
...足も地につかない様子で...
吉川英治 「宮本武蔵」
...それではせっかくの興が醒(さ)めます」彼はもう足が地につかない...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
...足が地につかない様に跳(と)び/\家に帰り升た...
若松賤子 「黄金機会」
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