...「在名」が残る町並みは歴史的な価値がある...
...この地域は琉球王国時代からの在名が多く残っている...
...父方の祖先は琉球王国時代からこの地に在名していた...
...この地域には在名時代の遺跡がたくさん残されている...
...自分の在名が分かる家系図を作りたいと思っている...
...在名古屋一流の名士...
中里介山 「大菩薩峠」
...現在名護の女學校の生徒であるので...
濱田耕作 「沖繩の旅」
...現在名乗っている名前さえ虚僞か本当か分からない...
松本泰 「宝石の序曲」
...姓のほかに在名を遣うことは知らない...
三田村鳶魚 「中里介山の『大菩薩峠』」
...他方も平氏であるのに殊更に在名を呼ぶのは...
三田村鳶魚 「中里介山の『大菩薩峠』」
...大概在名のものは上手(じょうて)に属し...
柳宗悦 「民藝四十年」
...在名とは所在の地名ということで...
柳田国男 「家の話」
...実際の在名ではない...
柳田国男 「家の話」
...名字が事実上の在名と合致しなくなり初めたのはずいぶんと古いことである...
柳田国男 「家の話」
...いわゆる在名の使用は...
柳田国男 「家の話」
...地侍をただの百姓にした結果はすなわち在名の禁止であった...
柳田国男 「家の話」
...在名の禁止は原則としては明治の初年まで続いておった...
柳田国男 「家の話」
...世人は家名と在名との関係は知っていても...
柳田國男 「地名の研究」
...教良石民部は『甲陽軍鑑』時代の猛者(もさ)であるからその在名は新しいものではない...
柳田國男 「地名の研究」
...すなわち在名(ざいみょう)であります...
柳田國男 「名字の話」
...公けに在名を称する事を禁ぜられた...
柳田國男 「名字の話」
...一村ことごとく魚の名を家号にした伊予の漁村明治の初年に在名の禁が解かれて...
柳田國男 「名字の話」
...又は長谷倉とか東海林とかいったような稀有の実在名を持出すと振仮名の間違いという恐ろしい危険に陥り易いし...
夢野久作 「創作人物の名前について」
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