...それにより衆生の済度(さいど)に任ぜんとする大乗仏教特有の菩薩の在り方と比較するとき...
田辺元 「メメント モリ」
...自然としての在り方...
戸坂潤 「エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説」
...学問をして学問であらしめる処の学問の在り方(Wesenheit)――学問性――だけを分析して見れば充分である...
戸坂潤 「科学方法論」
...恰もこの批判的方法である学問性がその在り方(Wesenheit)である処の学問は...
戸坂潤 「科学方法論」
...在る特有な在り方を指す...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...そして物質が物質として在る在り方を性格づけるもの...
戸坂潤 「性格としての空間」
...精神の在り方のことを言うんだ...
豊島与志雄 「自由人」
...」「また、お兄さまの話はいつも、精神の在り方ね...
豊島与志雄 「自由人」
...この線の少くとも一端にでも触れた人々の在り方や生き方は...
豊島与志雄 「小説集「白蛾」後記」
...思潮や道徳や風俗を通じて観らるる人の心の在り方が中心問題である...
豊島与志雄 「聖女人像」
...破壊と建設とを別々なものとする観方は、両者の間に空虚な時間と空間とを許容することであって、それは、吾々の精神の在り方に、生の在り方に、矛盾する...
豊島与志雄 「波多野邸」
...不定で在り方は、一定だ...
中原中也 「芸術論覚え書」
...両者それぞれの異れる在り方を...
正岡容 「東京万花鏡」
...却って知識の在り方に関するのである...
三木清 「哲学入門」
...同じ内容の知識でも常識と科学とでは在り方が違っている...
三木清 「哲学入門」
...生が寧ろ觀想的に――觀想も生のひとつの在り方である以上...
三木清 「歴史哲學」
...その族長的な在り方を注目されだした時にあったといってよい...
吉川英治 「私本太平記」
...世態の在り方からすると...
吉川英治 「新書太閤記」
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