...自然としての在り方...
戸坂潤 「エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説」
...恰もこの批判的方法である学問性がその在り方(Wesenheit)である処の学問は...
戸坂潤 「科学方法論」
...溯って云えば自然が元来かかる在り方以外の何物でもなかった...
戸坂潤 「性格としての空間」
...人々の信頼を集めた実在・現実は実は、かかる在り方、実在性・現実性であったのである...
戸坂潤 「性格としての空間」
...そして物質が物質として在る在り方を性格づけるもの...
戸坂潤 「性格としての空間」
...判断とは或る現象の一つの在り方でまずなければならない...
戸坂潤 「性格としての空間」
...破壊と建設とを別々なものとする観方は、両者の間に空虚な時間と空間とを許容することであって、それは、吾々の精神の在り方に、生の在り方に、矛盾する...
豊島与志雄 「波多野邸」
...人間の幸福というものの真の在り方について説き聞かせられるだけだ...
中島敦 「弟子」
...この問題は異なる在り方ではあり得ない...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...後ろより危しと云ふ老の我れ走らんとするいと若き我青春と老熟の入り交つて平衡状態を保つ三十過ぎの心の在り方は恐らくこんなものであらうかなれど...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...両者それぞれの異れる在り方を...
正岡容 「東京万花鏡」
...生が寧ろ觀想的に――觀想も生のひとつの在り方である以上...
三木清 「歴史哲學」
...そういう状態に相応した或る在り方を物事に与え...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...おのづからなる在り方といふべきかについては...
柳田國男 「家を持つといふこと」
...受容れる我われの在り方の純粋さもなおざりにはならない...
山本周五郎 「新潮記」
...こんな皇室の在り方も正し...
吉川英治 「私本太平記」
...世態の在り方からすると...
吉川英治 「新書太閤記」
...以て当時の学校なるものの在り方も...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
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