...彎曲(わんきょく)した踝(くるぶし)から土踏まずは瘤(こぶ)のように隆起して...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...ちょうど土踏まずのあたりに...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...土踏まずの深いところは――」「誰だえ」「友吉どんの足のやうですが」「よし/\...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...若旦那の足には土踏まずが無い――つて」「それだよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...土踏まずや腋の下にさえ...
林不忘 「若き日の成吉思汗」
...土踏まずの無い足で富士の嶺を踏つけ...
水上瀧太郎 「山を想ふ」
...足の土踏まずがかさかさ乾いて閉口でござる...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...足の土踏まずが熱して腫(は)れ痛(いた)む時にはみみずを泥のまま摺(す)りつぶして塗ること秘方の一つ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...「毎晩、足の土踏まずが、かさかさして閉口(へいこう)でござる...
吉川英治 「べんがら炬燵」
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