...富貴顕栄を見る土芥(どかい)に等しく...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...今や塊然として土芥に委するも人絶えて之を顧みず...
高山樗牛 「人生終に奈何」
...この娘さんは土芥(どかい)にひとしい...
中里介山 「大菩薩峠」
...黄金は土芥(どかい)か宝珠(ほうじゅ)かいろいろ経済的救済法あるいは社会改良法など区々(まちまち)に行われているが...
新渡戸稲造 「自警録」
...金を路傍(ろぼう)の土芥(どかい)のごとくみなすのはいかにも欲(よく)がなく潔(いさぎ)よく聞こえるが...
新渡戸稲造 「自警録」
...これを無意味に浪費(ろうひ)しすなわち土芥(どかい)同然に取り扱うことははなはだ怪(け)しからんこととも言える...
新渡戸稲造 「自警録」
...金を土芥視(どかいし)するのも宝珠視(ほうじゅし)するのも...
新渡戸稲造 「自警録」
...文三を土芥(どかい)の如くに蔑視(みくだ)して...
二葉亭四迷 「浮雲」
...形骸を土芥視して...
横瀬夜雨 「花守」
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