...えい加減にして土竜(もぐら)の芸当はやめろい...
伊藤左千夫 「春の潮」
...その時あなたは叉棒を攫(つか)んでそっと行って御覧なさい」わたしはそのいわゆる土竜というものがどんなものか...
魯迅 井上紅梅訳 「故郷」
...水兵たちはまるで水中の土竜(もぐら)といったような生活をつづけていたわけでした...
海野十三 「太平洋雷撃戦隊」
...一行十一勇士は勇ましくも土竜(もぐら)のように(というと変だが)...
海野十三 「地中魔」
...土竜(もぐら)ならずとも...
海野十三 「のろのろ砲弾の驚異」
...土竜やなんか喰ったんで...
江戸川乱歩 「鬼」
...土竜やなんかで、あんな全身血まみれになる筈はないよ」「兎(と)も角(かく)調べて見よう...
江戸川乱歩 「鬼」
...こうした掘り出された土竜(もぐら)のような...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「青玉の十字架」
...土竜(もぐら)の穴のように深々と掘れてあり...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...彼が土竜のように陽の光を避けて生きなければならなくなった...
葉山嘉樹 「乳色の靄」
...土竜のやうにむつつりとしてしまつて...
牧野信一 「創作生活にて」
...「ふざけるない、土竜の無精馬奴、びんた一つ喰はさうかえ...
牧野信一 「夜見の巻」
...二本の横木が渡された土竜馬の厩の入口にも微かな光りが縞になつて射し込んでゐた...
牧野信一 「夜見の巻」
...太宰大弐(だざいのだいに)弘継(ひろつぐ)土竜とあるを見出した...
南方熊楠 「十二支考」
...特に亀有には土竜(もぐら)状隆起が現れたと伝えられるが...
武者金吉 「地震なまず」
...煙突掃除(えんとつそうじ)のように黒い一匹の土竜(もぐら)を見つける...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
...彼は土竜に唾(つば)をひっかける...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
...あの女(あま)は」鵲――「歌をうたってるのよ」蛙――「ゲエッ!」土竜(もぐら)――「静かにしろ...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
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