例文・使い方一覧でみる「土用波」の意味


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...土用波(どようなみ)という高い波が風もないのに海岸に打寄(うちよ)せる頃(ころ)になると...   土用波という高い波が風もないのに海岸に打寄せる頃になるとの読み方
有島武郎 「溺れかけた兄妹」

...私たち三人は土用波(どようなみ)があぶないということも何も忘れてしまって波越(なみこ)しの遊びを続けさまにやっていました...   私たち三人は土用波があぶないということも何も忘れてしまって波越しの遊びを続けさまにやっていましたの読み方
有島武郎 「溺れかけた兄妹」

...土用波が寄せる時の泥海である...   土用波が寄せる時の泥海であるの読み方
谷崎潤一郎 「細雪」

...日本海では土用波はない...   日本海では土用波はないの読み方
田畑修一郎 「栄螺」

...土用波にひどく揺られてへとへとに酔ってしまって...   土用波にひどく揺られてへとへとに酔ってしまっての読み方
寺田寅彦 「夏」

...海抜二百メートルくらいの山脈をへだてて三里もさきの海浜を轟かす土用波の音が山を越えて響いてくるのである...   海抜二百メートルくらいの山脈をへだてて三里もさきの海浜を轟かす土用波の音が山を越えて響いてくるのであるの読み方
寺田寅彦 「夕凪と夕風」

...さかまきどよもす土用波のように...   さかまきどよもす土用波のようにの読み方
中井正一 「現代美学の危機と映画理論」

...この土用波のうねりの一つが映画芸術であることを...   この土用波のうねりの一つが映画芸術であることをの読み方
中井正一 「現代美学の危機と映画理論」

...その当座の米友は土用波の返しを喰ったように驚いたが...   その当座の米友は土用波の返しを喰ったように驚いたがの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...土用波くらいは平気だが...   土用波くらいは平気だがの読み方
久生十蘭 「あなたも私も」

...怖しい土用波は、一瞬にして燕と最愛の友とをあはせて、海底に拉し去つた...   怖しい土用波は、一瞬にして燕と最愛の友とをあはせて、海底に拉し去つたの読み方
牧野信一 「月下のマラソン」

...次第次第に土用波ほど高まっていった...   次第次第に土用波ほど高まっていったの読み方
正岡容 「寄席」

...私は毎日のやうに濱へ散歩に出てゐるが、寒い風の吹きすさんでゐる時があるかと思ふと、風は凪いでゐるのに、土用波のやうに、波打際に高い波の打ち寄せて汐煙の舞ひ上つてゐることもある...   私は毎日のやうに濱へ散歩に出てゐるが、寒い風の吹きすさんでゐる時があるかと思ふと、風は凪いでゐるのに、土用波のやうに、波打際に高い波の打ち寄せて汐煙の舞ひ上つてゐることもあるの読み方
正宗白鳥 「吉日」

...その眞中が二つに割れて土用波が立つて來た...   その眞中が二つに割れて土用波が立つて來たの読み方
室生犀星 「神のない子」

...土用波のやうに十二三間も續いてゐて...   土用波のやうに十二三間も續いてゐての読み方
室生犀星 「京洛日記」

...土用波(どようなみ)のように見物人(けんぶつにん)をもみあげた...   土用波のように見物人をもみあげたの読み方
吉川英治 「神州天馬侠」

...凪(なぎ)の底を荒れている土用波のように...   凪の底を荒れている土用波のようにの読み方
吉川英治 「新編忠臣蔵」

...ちょうど土用波(どようなみ)のようなものだった...   ちょうど土用波のようなものだったの読み方
吉川英治 「梅里先生行状記」

「土用波」の読みかた

「土用波」の書き方・書き順

いろんなフォントで「土用波」


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