...それが土台になって二人はいつでも喧嘩をしました...
秋田雨雀 「三人の百姓」
...ただ異なるところは感興を土台にしてできた句は...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...もとより感情を土台にする...
高浜虚子 「俳句への道」
...その感想を土台にして...
田山録弥 「脱却の工夫」
...石を土台にした鉄板葺きの二階家がある...
チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「女房ども」
...日本画を土台にした新しい試みにも...
津田左右吉 「芸術と社会」
...いわゆる基線(ベースライン)が土台になって...
寺田寅彦 「地図をながめて」
...英語が土台にはなっているが...
中里介山 「大菩薩峠」
...教えられた知識を土台にして...
中里介山 「大菩薩峠」
...その代り事実と云うものを土台にしてそれから道徳を造り上げつつ今日(こんにち)まで進んで来たように思われる...
夏目漱石 「文芸と道徳」
...斯る無根の空論を土台にして...
福沢諭吉 「女大学評論」
...警察のやつらは銀行の関係者の証言を土台にして...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「病院横町の殺人犯」
...それを土台に日本音楽『君が代』『宮さん宮さん』『越後獅子』『元禄花見踊』『高い山から』の旋律を綺麗に編込んで『お蝶夫人』を作曲しました」と最初から「お蝶夫人」のお話が始まり...
三浦環 「お蝶夫人」
...自分たちが土台にしているその確実が...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...一〇地形語を土台にした地名も列挙して行くとまだいろいろあるが...
柳田國男 「地名の研究」
...文明時代という発展段階を説いたモルガンの説を土台にして...
矢部貞治 「政治学入門」
...今お話したような事実を土台にして...
夢野久作 「復讐」
...――いつの間にやら土台に巣があったんだなア...
横光利一 「旅愁」
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