...それぞれの土台に近く接して生え...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...それ故にその外交がついにこの正理の土台に於て国際法と近寄るという...
大隈重信 「外交の方針」
...ただ異なるところは感興を土台にしてできた句は...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...それが最初の土台になつて...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「ブラウン神父の醜聞」
...金が土台になる事柄です……と...
富ノ沢麟太郎 「あめんちあ」
...英語が土台にはなっているが...
中里介山 「大菩薩峠」
...遊女崇拝を土台にした江戸の文化は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...字の方を土台にして考えてみると違ったように見えながら...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...その金を土台にして...
林芙美子 「浮雲」
...そういう不確かな観察を土台にして情報を出されると...
久生十蘭 「ノア」
...第一物理学を土台にして夫れより諸科専門の研究に及ぶ可し...
福沢諭吉 「新女大学」
...所(ところ)がこの新舶来の物理書は英国の大家フラデーの電気説を土台にして...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...するとその人を先ず土台にしてタイプに仕上げる...
二葉亭四迷 「予が半生の懺悔」
...警察のやつらは銀行の関係者の証言を土台にして...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「病院横町の殺人犯」
...しかしその土台に...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...その荷の土台になっている処が箱であって抽斗(ひきだし)が附いている...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...――いつの間にやら土台に巣があったんだなア...
横光利一 「旅愁」
...純正なおとなしい絵が土台に成つて奇抜な新画を作らうとして居る...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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