例文・使い方一覧でみる「圍」の意味


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...四悉く髑髏(どくろ)なりき...   四圍悉く髑髏なりきの読み方
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」

...周の人も氣が附かなかつた...   周圍の人も氣が附かなかつたの読み方
石川啄木 「足跡」

...甲高い富江の笑聲をんで一團になつた...   甲高い富江の笑聲を圍んで一團になつたの読み方
石川啄木 「鳥影」

...日が暮れるまで大きい爐裏(ゐろり)の隅に蹲(うづくま)つて...   日が暮れるまで大きい圍爐裏の隅に蹲つての読み方
石川啄木 「二筋の血」

...周の人には頓着ない自分の心持一つで生きてゐる事があり/\見えた...   周圍の人には頓着ない自分の心持一つで生きてゐる事があり/\見えたの読み方
千家元麿 「自分は見た」

...けつして單なる「通辯」の範ではなかつた...   けつして單なる「通辯」の範圍ではなかつたの読み方
徳永直 「光をかかぐる人々」

...綱(つな)の周(しうゐ)から悉皆(みんな)の形(かたち)づくつて居(ゐ)る輪(わ)が縮(ちゞ)まるやうにして...   綱の周圍から悉皆の形づくつて居る輪が縮まるやうにしての読み方
長塚節 「土」

...ちろちろと鐵瓶(てつびん)の尻(しり)から燃(も)えのぼる火(ひ)は周(しうゐ)の闇(やみ)に包(つゝ)まれながら窶(やつ)れた卯平(うへい)の顏(かほ)にほの明(あか)るい光(ひかり)を添(そ)へた...   ちろちろと鐵瓶の尻から燃えのぼる火は周圍の闇に包まれながら窶れた卯平の顏にほの明るい光を添へたの読み方
長塚節 「土」

...それでゐてその範内で斷えず移動してゐるといつた奇妙な集まり方をしてゐた...   それでゐてその範圍内で斷えず移動してゐるといつた奇妙な集まり方をしてゐたの読み方
野上豐一郎 「奈良二題」

...ひの中の玉が入れ變つてゐるとも知らずに...   圍ひの中の玉が入れ變つてゐるとも知らずにの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...彌次馬の中に包されてしまひます...   彌次馬の中に包圍されてしまひますの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...いづれにせよ啓示は――尤も本質に必ずしも副はぬやうな諸現象は事實としては到る處に見られるが――永遠性と時間性との間に勢力範を適宜に割當てることによつて協定を結び妥協を遂げるやうなものではなく...   いづれにせよ啓示は――尤も本質に必ずしも副はぬやうな諸現象は事實としては到る處に見られるが――永遠性と時間性との間に勢力範圍を適宜に割當てることによつて協定を結び妥協を遂げるやうなものではなくの読み方
波多野精一 「時と永遠」

...四の山林から木裂をひろつて來ては...   四圍の山林から木裂をひろつて來てはの読み方
林芙美子 「屋久島紀行」

...どんなものを描くかはまだ一向見當がつかないが(しかしその小説の基調となるべき雰氣はいま言つたやうなものさ...   どんなものを描くかはまだ一向見當がつかないが(しかしその小説の基調となるべき雰圍氣はいま言つたやうなものさの読み方
堀辰雄 「夏の手紙」

...彼等の周の自然は彼等によつて働きかけられるものとして環境といはれるやうである...   彼等の周圍の自然は彼等によつて働きかけられるものとして環境といはれるやうであるの読み方
三木清 「歴史哲學」

...周に立ち籠めてゐる數萬本の森の木が默つて一齊に自分を見てゐるやうに思はれた...   周圍に立ち籠めてゐる數萬本の森の木が默つて一齊に自分を見てゐるやうに思はれたの読み方
横光利一 「悲しみの代價」

...彼等の板子の狹い家の周で演じられるのを...   彼等の板子の狹い家の周圍で演じられるのをの読み方
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」

...もつと取材の範を中古へ擴げてゆくでせうな...   もつと取材の範圍を中古へ擴げてゆくでせうなの読み方
吉川英治 「折々の記」

「圍」の読みかた

「圍」の書き方・書き順

いろんなフォントで「圍」


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