...私たち同行二人の巡礼をすっかり国際的な漂泊人のこころもちのなかに発見するであろう...
谷譲次 「踊る地平線」
...国際的な猶太(ユダヤ)人の覆面資本団からでも貰った金で...
谷譲次 「踊る地平線」
...だが夫は当然国際的な理論上の統一を有つことが出来ない...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...この反ファッショ運動が国際的なものでなくて却って国民的なものであると称して夫はフランスやスペインに行なわれるが日本ではまるで見当違いのものだというような安易な説をなすものを見るからである...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...生産技術と生産機構とは殆んど全く国際的な共通部面を持つようになって来た...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...木村栄の三氏は国際的な大科学者であり...
戸坂潤 「日本の頭脳調べ」
...統計数学に於ける国際的な学者であるが...
戸坂潤 「日本の頭脳調べ」
...国際的な実験によって...
中井正一 「美学入門」
...時代を記録する国際的な背景をもった学術会議で...
中井正一 「美学入門」
...あなたのような国際的な関係を持っていられる方に...
久生十蘭 「ノア」
...明らかにこの男は自分が国際的な悲劇に立ち会ってることなど微塵も知らない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...小生は国際的な策略家の経歴に...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...それは一つの国際的な民主主義にたいする罪悪であるとおもう...
宮本百合子 「新しい潮」
...どんなに複雑で国際的な性質をもつ障害があるかということも...
宮本百合子 「あとがき(『宮本百合子選集』第九巻)」
...大地域的または国際的な行動力と組織力を得ることが...
矢部貞治 「政治学入門」
...この国際的な青年の姿とは...
吉川英治 「随筆 新平家」
...――奈良の古都へ古寺巡礼に来てこういう国際的な風景をおもしろがるのは...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...日本民族が国際的な交際の場面に入り込み...
和辻哲郎 「鎖国」
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