...彼は国君になることを夢見ている...
...宮廷の人々は国君とともにパーティーを開催した...
...国君の即位式は壮大なものだった...
...彼の家は国君の居城の近くにあった...
...義務として、国君は国のために尽力しなければならない...
...北一条西十丁目幸栄館なる小国君の室で初めて会した時は...
石川啄木 「悲しき思出」
...昔春秋の時国君臣鬼神を崇信すること最も厚し...
伊波普猷 「ユタの歴史的研究」
...これみな国君(こくくん)盛徳(せいとく)の余沢(よたく)なり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...おそらく古代では国君ならびにその輔佐(ほさ)の任に当たる大官たちみずからこれらの科学的な事がらにも深い思慮を費やしたのではないかと想像される...
寺田寅彦 「自由画稿」
...威武隆盛なる大日本国君殿下に書を奉じて微忠を表す...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...国君の権利と称せらるる地上の主張によって...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...不思議にも国君の保護を受けたそれらの発行書のあるものは...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...国君の服たる紫衣をまとう...
中島敦 「盈虚」
...決して国会の承諾を得るに非れば、政府歳入を徴する不能とか、国費供給する不能とか、国会に、会計全権を挙げて委するが如き失策に陥る時は、政府は手を束ねて、彼等の指揮に従はざる事を不得、是れ国政萎靡して、不振の基を開き、彼等飽く事なきを求め、終に国君を廃し、協和政治を創立せんと云ふに至る...
蜷川新 「天皇」
...即ち国君国主の為めにするものなれば...
福沢諭吉 「女大学評論」
...国君のことを民の父母と言い...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...第一番に国君を聖明なるものと定め...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...その首長を国君といい...
福沢諭吉 「中津留別の書」
...国君・官吏の給料多しとてこれをうらやむべからず...
福沢諭吉 「中津留別の書」
...国君はピアノと云えばこちらへ来る話を区切りたいのね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...霞亭が今の上総国君津郡(きみつごほり)貞元村(さだもとむら)の湯江(ゆえ)にゐたことは明である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...死に際しては国君の名代として...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...その眼で、国史を観る……堪(たま)ったものか)(第一、いまの儒者中、将軍家をさして、国君と称したり、甚だしきは、大君(たいくん)などと書して、みだりに帝王に擬(ぎ)しておる輩(やから)がある...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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