...国々の部落を従へに行つた...
芥川龍之介 「老いたる素戔嗚尊」
...当時国々の形儀(かたぎ)とあつて...
芥川龍之介 「きりしとほろ上人伝」
...プロイセン等の国々に対しては見事な決戦戦争を強行したのであるが...
石原莞爾 「最終戦争論」
...阿蘭陀や日本の国々のあるところを問うに...
太宰治 「地球図」
...これには国際関係における西洋の国々の勢力に対抗する意味での東洋主義とか亜細亜主義とかいうものとも或る程度の関聯があるように見うけられるが...
津田左右吉 「東洋文化、東洋思想、東洋史」
...国々が一生懸命に負けない用意をして...
寺田寅彦 「変った話」
...地震津波台風のごとき西欧文明諸国の多くの国々にも全然無いとは言われないまでも...
寺田寅彦 「天災と国防」
...そうして国々で○○の夕凪...
寺田寅彦 「夕凪と夕風」
...自分の属しない他の国々の方がいいと言って面白がっていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...わしが遺蹟というところは国々至る処にある...
中里介山 「法然行伝」
...私の見た国々の法律...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...如何(いか)に英仏その他の国々に金満家(きんまんか)が多いとて...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...欧州戦争に参加した国々の公園などで...
牧逸馬 「ヤトラカン・サミ博士の椅子」
...さてかの国々の蛇は大抵水辺を好み沙漠に棲むものまでも時に湖に游ぐ事あり(バルフォル『印度事彙』三巻五七四頁)...
南方熊楠 「十二支考」
...この名の塚存する国々には...
柳田國男 「地名の研究」
...又は人を遠き国々に求めて辛(から)くも名跡を相立て候ひしが...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...今も昔も変りのない国々の関所である...
横光利一 「欧洲紀行」
...国々の士気や経済や城塁などを視(み)て歩いた...
吉川英治 「新書太閤記」
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