...支那を他の国々から隔離した最大の原因は彼等の言語だといい...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...彼(か)の国々が従来未開国(みかいこく)に対するの筆法(ひっぽう)に徴(ちょう)して想像(そうぞう)するに足(た)るべし...
石河幹明 「瘠我慢の説」
...独等のごとき強国は従来迷信を利用することの最も少なかった国々で...
丘浅次郎 「教育と迷信」
...描き眺める国々の隆替の姿...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...これほど農厚な国々に特有な雰囲気は感ぜられないような気がする...
寺田寅彦 「柿の種」
...ひいてはまた国々の郷土的色彩の変化の多いこととも連関していると思われる...
寺田寅彦 「カメラをさげて」
...多くは浪人者で、そのほか、国々や近在から、武芸修行者が絶えず集まって参ります...
中里介山 「大菩薩峠」
...東洋の国々ばっかりかと思いましたら...
中里介山 「大菩薩峠」
...その珍しい国々を廻ってみましょう...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...死亡により解消した結婚の数で正確に左右される若干の国々を検討していながら...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...その国々の声が違うように思う...
宮城道雄 「声と食物」
...王族広間の上(かみ)のはてに往着(ゆきつ)き玉ひて、国々の公使、またはその夫人などこれを囲むとき、かねて高廊の上(へ)に控へたる狙撃聯隊の楽人がひと声鳴らす鼓(つづみ)とともに「ポロネエズ」といふ舞(まい)はじまりぬ...
森鴎外 「文づかひ」
...日本の国々で用いる団扇の八割までがこの町で出来るのであります...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...四百余州の国々からご参詣の皆さまがた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...国々の国司や郡司は...
吉川英治 「平の将門」
...瀬戸内海を抱く国々の動静を見るに...
吉川英治 「源頼朝」
...国々でそれぞれ特有な幻影が生み出された...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...(十二世紀に至っても北方の国々はそうであった...
和辻哲郎 「鎖国」
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