...丹波の国々からも押し寄せて参ったのでございましょう...
芥川龍之介 「竜」
...国々によって、舟に目立つ相違がある...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...やはり日本と同じ事で国々の方言があり身分の高下がありなどしてそれはそれは千差万別である...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...これには国際関係における西洋の国々の勢力に対抗する意味での東洋主義とか亜細亜主義とかいうものとも或る程度の関聯があるように見うけられるが...
津田左右吉 「東洋文化、東洋思想、東洋史」
...それほどにも国々の国民性がこんな演芸の末にまで現れるというのは面白いよりはむしろ恐ろしいことであろう...
寺田寅彦 「マーカス・ショーとレビュー式教育」
...多くは浪人者で、そのほか、国々や近在から、武芸修行者が絶えず集まって参ります...
中里介山 「大菩薩峠」
...国々によって多少の相違がある...
中里介山 「大菩薩峠」
...国々は、その圧迫を逃(のが)れんものと、競ふて武器を執りはしたが、空しく流血するばかり...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集≪学校時代の詩≫」
...私の旅行した国々のことについては...
萩原朔太郎 「猫町」
...彼等は遠くの国々をおとずれて...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...独善的に民族の優越性や民族文化を誇張したファシズム治下の国々が...
宮本百合子 「偽りのない文化を」
...この王が近くの大きな国々と戦争をしたのは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...しかし伊万里(いまり)とか瀬戸とかから遠い北方の国々には...
柳宗悦 「陸中雑記」
...流れ渡って来た国々の...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...国々の地方武士(じかたぶし)まで...
吉川英治 「私本太平記」
...そしておのが国々へ落ちのびて行くがいい」「こは...
吉川英治 「私本太平記」
...国々ヨリ奪ヒ取リ来ルトコロノ男女...
吉川英治 「新書太閤記」
...四百余州の国々からご参詣の皆さまがた...
吉川英治 「新・水滸伝」
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