...国々の部落は彼のもとへ...
芥川龍之介 「老いたる素戔嗚尊」
...国々によって、舟に目立つ相違がある...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...曲目は「ホーム・スイートホーム」とか「英国々歌」とか「トロイメライ」とかいう通俗(つうぞく)なものばかりであった...
海野十三 「暗号音盤事件」
...また他の国々が野蛮未開であるように...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...今まで自分たちとは全くなんのゆかりもないように思われていた遠い国々の民族が何かしら...
寺田寅彦 「日本楽器の名称」
...国々人物を尋ね廻(めぐ)り...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...その国々の特殊事情に基いているのである...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...国々の方言があり身分の高下がありなどして...
夏目漱石 「倫敦消息」
...中央の国々では区別し書きわけているのに...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...国尽くしに挙げてあるような順序で国々を通り貫いたものと合点したがる...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...如何(いか)に英仏その他の国々に金満家(きんまんか)が多いとて...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...未知のまたは無住の国々に移民を送ったのである1)...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...世界のあらゆる国々の切手のはってある郵便物を...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...よく知られた国々も...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...たんに個々の家々ばかりでなく、大部分の国々が、彼の架空の物語の中に祖先を求めている...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...子買おの文句は国々で実によく発達している...
柳田国男 「こども風土記」
...わが子は二十(はたち)に成りぬらん博奕してこそ歩(あり)くなれ国々の博徒(ばくとう)に...
吉川英治 「私本太平記」
...国々から雑多な人間がはいりこむので...
吉川英治 「新書太閤記」
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