...宝をさがして東洋の国々を遍歴(へんれき)しているうちに...
海野十三 「少年探偵長」
...チベットやネパールやブータンの国々の間をぬい...
海野十三 「氷河期の怪人」
...独等のごとき強国は従来迷信を利用することの最も少なかった国々で...
丘浅次郎 「教育と迷信」
...ブルジョア文化圏に於て一半の勢力を占めている国々に於ては...
戸坂潤 「辞典」
...その国々の特殊事情に基いているのである...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...客の口から、国々の風土人情、一芸一能の話に耳を傾けて、時々会心(かいしん)の笑(えみ)を洩(も)らす丹後守の面(かお)には聖人のような貴(とうと)さを見ることもあります...
中里介山 「大菩薩峠」
...ロシアでは同じく五三・六%――これらの国々は...
服部之総 「黒船前後」
...私の父はずっと受領(ずりょう)として遠近(おちこち)の国々へお下りになっていた...
堀辰雄 「かげろうの日記」
...世界のあらゆる国々の切手のはってある郵便物を...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...世界のあらゆる国々で...
宮本百合子 「国際婦人デーへのメッセージ」
...日本の国々で用いる団扇の八割までがこの町で出来るのであります...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...弘(ひろ)く国々の昔話になって行われております...
柳田國男 「日本の伝説」
...現に今でも国々の天王社(てんのうしゃ)または祇園さんのお社から...
柳田国男 「年中行事覚書」
...国々の租稲は最小限度の供御用米(くごようまい)のほかは...
柳田国男 「木綿以前の事」
...国々こぞり立ち 国々たゝかふよべの夜雲(よぐも)と 消ゆあり暁(あけ)の出づ日と 燃ゆあり神代を今と...
吉川英治 「上杉謙信」
...境を接する国々の守護には...
吉川英治 「私本太平記」
...また悪くばかりなってゆく国々の形勢図が...
吉川英治 「私本太平記」
...それに要する周防材(すおうざい)や備後材などの国々からの運上(うんじょう)にせよ...
吉川英治 「私本太平記」
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