...三等国と言われる国々にくらべてさえはるかにおよばぬ点もはなはだ多い...
丘浅次郎 「教育と迷信」
...わが国よりもっと寒い国々で長い期間それなしですませた人々の実例はあるにはあるが...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...国々より弓鉄胞(てつぽう)の者を選びすぐり...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...その国々の歴史と成立ちをも知らなければならないということに気がつくと...
中里介山 「大菩薩峠」
...国尽くしに挙げてあるような順序で国々を通り貫いたものと合点したがる...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...不思議な国々を旅行して来ました...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...その国々の声が違うように思う...
宮城道雄 「声と食物」
...最もよく統治されている国々においても...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...極めて相違し・きわめてかけ離れ・きわめて非友交的な・統治のゆき届かない・無理に征服した・たくさんの国々を維持していたのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...国々の間のそれぞれ異なる風習は...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それでさえ文庫の目録には国々各自の片よりがある...
柳田國男 「書物を愛する道」
...文明を誇る国々の中流でも...
柳田国男 「木綿以前の事」
...コンドルは世界中の国々の法律や制裁に関係なく...
夢野久作 「暗黒公使」
...国々の諸侯が、義兵をあげて、この艱苦を共にしているのは、漢の天下を扶けて、社稷(しゃしょく)をやすんぜんがためだ...
吉川英治 「三国志」
...境を接する国々の守護には...
吉川英治 「私本太平記」
...こういう国々のあいだにあって今川義元の工作は...
吉川英治 「新書太閤記」
...西夷(せいい)の国々へまで聞えわたるわが国振(くにぶり)の武家式事(ぶけしきじ)ぞ...
吉川英治 「新書太閤記」
...「鎌倉へ行けば仕事がある」東国から北のほうまで、国々の往来で、旅の者が、旅の者に、「何処へ?」と行く先をたずねれば、「鎌倉へ」と、極まっていう...
吉川英治 「源頼朝」
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