...彼は固辞したが、最終的には承諾した...
...上司に頼まれたら、固辞することもできないこともある...
...固辞することで、時に誤解を招くことがある...
...固辞するためには、適切な理由を説明することが重要だ...
...固辞することができる度量が、大人のマナーの一つとされる...
...なおも固辞したものの...
高村光太郎 「詩について語らず」
...饗応により固辞しがたくとも微醺にして止むべし...
太宰治 「津軽」
...三度固辞して動かず...
太宰治 「懶惰の歌留多」
...私にはとてもその資格がありませんからと固辞して利巧に逃げている...
太宰治 「ろまん燈籠」
...それを固辞して敢えて受けなかった...
辰野隆 「二人のセルヴィヤ人」
...あくまで固辞し反対した...
豊島与志雄 「十一谷義三郎を語る」
...荘太玄は市長の役目を冷淡に固辞してしまいましたし...
豊島与志雄 「白塔の歌」
...駒ヶ嶽も亦固辞して其襲名を憚つた実例がある...
三木貞一 「初代谷風梶之助」
...三重襲(かさね)の袴(はかま)を添えて纏頭(てんとう)に出したのを使いが固辞して受けぬために...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...榛軒は固辞して受けなかつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...寡聞(かもん)浅学の故を以て固辞再三に及べども不聴(ゆるさず)...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...石舟斎は、「畏(おそ)れ多いお扱い」と、固辞して、容易にそれへ着かなかった...
吉川英治 「剣の四君子」
...それに折角のおもてなしに対してあまり固辞するも礼を欠く...
吉川英治 「三国志」
...固辞するばかりだった...
吉川英治 「私本太平記」
...いけません」晁蓋は手を振って固辞した...
吉川英治 「新・水滸伝」
...固辞するばかりで...
吉川英治 「宮本武蔵」
...しかし彼は固辞している...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
...博士号をどうしても固辞して受けなかった...
蘭郁二郎 「地図にない島」
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