...四五 以レ天而得者固...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...吾等こそ固より無益の爭鬪を好めるにあらじ...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...われを抑(おさ)えて何も家風に従わんと決心の臍(ほぞ)を固めつ...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...すでに観念論に対する唯物論にだけ固有なものであるということを忘れてはならぬ...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...頑固(がんこ)で...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...その隠れたる堅固さを知ってる少数の人々――蔑視的なる魂――からしか耳傾けられることはできなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...芸術家という型だけは固定的なものであってはいけない...
豊島与志雄 「野に声なし」
...僅(わずか)両三年前(ぜん)まではさほどにも思はざりける風土固有の温和なる色調...
永井荷風 「一夕」
...足軽が固めていました...
中里介山 「大菩薩峠」
...朝から背嚢(はいのう)の中でコチコチに固まった握飯の食事が始まる...
中島敦 「虎狩」
...固体のような作用を為し...
中谷宇吉郎 「露伴先生と科学」
...また「こ」にあたる万葉仮名の方も多くの仮名があるが、それが二つにわかれて、古――故、固、枯、孤、庫などは「古」と同じように用いられ、許――己、去、巨、拠、居などは「許」と同じように用いられ、しかも、「古」の類と「許」の類とは決して同じに用いることなく、この二つの類の間には、はっきりした区別があるということがわかったのであります...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...木石のやうな固さによそほうて...
林芙美子 「雪の町」
...この場の固めがつかない...
林不忘 「若き日の成吉思汗」
...花とガラスのかけらとひょうがいっしょに固(かた)まって...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...整数論等において日本固有の発達のあったことを否定し得られない...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...額のあたりが石にでもなったように白く固くなってみえた...
山本周五郎 「新潮記」
...固く禁じたのにしようのないやつだと思ったが...
山本周五郎 「風流太平記」
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