例文・使い方一覧でみる「団」の意味

...紅葉勃興（ぼっこう）当時の文壇は各々私交はあっても団体的に行動する事はなかった... 紅葉勃興当時の文壇は各々私交はあっても団体的に行動する事はなかったの読み方
内田魯庵「硯友社の勃興と道程」

...自分は警防団に入りました... 自分は警防団に入りましたの読み方
海野十三「空中漂流一週間」

...落ちたと見ると、ワッという鬨声（ときのこえ）と共に、警官、青年団の提灯が、そのまわりに群がり寄った... 落ちたと見ると、ワッという鬨声と共に、警官、青年団の提灯が、そのまわりに群がり寄ったの読み方
江戸川乱歩「黄金仮面」

...少年探偵団員だけあって... 少年探偵団員だけあっての読み方
江戸川乱歩「超人ニコラ」

...怪人団の自動車を尾行して... 怪人団の自動車を尾行しての読み方
江戸川乱歩「鉄塔の怪人」

...団体的精神というと... 団体的精神というとの読み方
丘浅次郎「人間生活の矛盾」

...火燵（こたつ）のお下がりを入れて寝て蒲団（ふとん）から畳まで径一尺ほどの焼け穴をこしらえた事もあった... 火燵のお下がりを入れて寝て蒲団から畳まで径一尺ほどの焼け穴をこしらえた事もあったの読み方
寺田寅彦「どんぐり」

...右翼国粋反動団体的ファシズムである... 右翼国粋反動団体的ファシズムであるの読み方
戸坂潤「日本イデオロギー論」

...それを庄吉は蒲団の中に入れてやらなければならなかった... それを庄吉は蒲団の中に入れてやらなければならなかったの読み方
豊島与志雄「少年の死」

...ラ・エー・サントに向かってキオー旅団を投げつけながら敵の中央を攻撃し...
ビクトル・ユーゴー　Victor Hugo 豊島与志雄訳「レ・ミゼラブル」

...地団太（じだんだ）を踏んで口惜（くや）しがる男だ... 地団太を踏んで口惜しがる男だの読み方
夏目漱石「行人」

...その命の方に団扇（うちわ）を上げた... その命の方に団扇を上げたの読み方
葉山嘉樹「海に生くる人々」

...団結しなければならない... 団結しなければならないの読み方
フランツ・カフカ　Franz Kafka 原田義人訳「城」

...家令に運ばせた紋綸子（もんりんず）の大座団のうえにおさまって... 家令に運ばせた紋綸子の大座団のうえにおさまっての読み方
久生十蘭「我が家の楽園」

...　　　蚊にこまる蚊もまたこまる団扇（うちわ）かな　　　失名誰の句とは知らねど俗間に伝称する句なり... 　　　蚊にこまる蚊もまたこまる団扇かな　　　失名誰の句とは知らねど俗間に伝称する句なりの読み方
正岡子規「俳諧大要」

...その夜、ご馳走になった飯の味、蒲団の感触――... その夜、ご馳走になった飯の味、蒲団の感触――の読み方
松濤明「春の遠山入り」

...同じ管弦楽団を指揮するのに... 同じ管弦楽団を指揮するのにの読み方
三浦環「お蝶夫人」

...団体が実際的にお動きになってゆくようになさいませんと... 団体が実際的にお動きになってゆくようになさいませんとの読み方
宮本百合子「幸福の建設」

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