...彼も亦「其前に置かれたる喜楽(よろこび)に因りてその恥を厭わない」のである...
内村鑑三 「聖書の読方」
...引力に因り月世界に墜落...
江見水蔭 「月世界跋渉記」
...御身を滌ぎたまひしに因りて生(あ)れませる神なり...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...これに因りて言はば...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...これに因りて役(え)の氣(け)悉に息(や)みて...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...「大神を拜みたまへるに因りて...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...倭(やまと)に還り上ります時に人の心疑(うたが)はしきに因りて...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...諸卿(まへつぎみ)たち堅く奏すに因りて...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...例に因りて、裸男幹部となりて、一行に殿す...
大町桂月 「粕壁夜行記」
...部下の衆人族に因り分れて三の郷開き...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...されど神も亦運命に因りて決定せる死をば救ふこと能はず(VIII 69 以下)...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...計策に因りメネラオス凌ぎたるアーンチロコス今着けり...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...菱川師宣(ひしかわもろのぶ)の板画及(および)書籍挿画(さしえ)に因りて漸次に熟練し...
永井荷風 「江戸芸術論」
...殊(こと)に妻子などありてやや年取りたる人が金州の市街の不潔なると軍隊の糧食の旨(うま)からぬとに因りて皆帰思頻(しき)りなる時に際してわれは市街の不潔をも嫌はず食料の高野豆腐(こうやどうふ)凍菎蒻(こおりごんにゃく)のみなるをも厭(いと)はずなほ長く従軍せんことを欲せしなり...
正岡子規 「従軍紀事」
...試にある好事家(こうずか)の望に因りて...
三木竹二 「両座の「山門」評」
...例に因りてその本性を失へり...
三木竹二 「両座の「山門」評」
...古学と称する性理学は伊藤仁斎に因りて唱へられ...
山路愛山 「頼襄を論ず」
...然も彼に因りて日本人は祖国の歴史を知れり...
山路愛山 「頼襄を論ず」
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