...彼も亦「其前に置かれたる喜楽(よろこび)に因りてその恥を厭わない」のである...
内村鑑三 「聖書の読方」
...身に著(つ)けたる物を脱ぎうてたまひしに因りて...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...これに因りて言はば...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...いと醜(みにく)きに因りて...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...次に伊登志和氣(いとしわけ)の王は、子なきに因りて、子代として、伊登志部を定めき...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...倭(やまと)に還り上ります時に人の心疑(うたが)はしきに因りて...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...因りて謂もへらく...
大町桂月 「親子遠足の感」
...畏怖を抱きて命に因り...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...王者たるアガメムノーンの令に因り...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...汝の美貌の故に因り...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...神女ヘーレーの惠に因り...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...今帝國文學會及び反省雜誌社の許諾に因りて茲に轉載するを得たり...
土井晩翠 「天地有情」
...しかれども文物の盛否と人の賢愚とに因り...
中江兆民 「『東洋自由新聞』第一号社説」
...これに因りてこれを知る...
南方熊楠 「十二支考」
...是れ禍に因りて福と爲し...
司馬遷 箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...而も詩人に因りて眠れる心を覚まし...
山路愛山 「詩人論」
...朝野新聞の雑録及び花月新誌の一瀉(いつしや)千里の潮頭が忽(たちま)ち月の引力に因りて旧の岸に立廻らんとせしに非ずや...
山路愛山 「明治文学史」
...古学と称する性理学は伊藤仁斎に因りて唱へられ...
山路愛山 「頼襄を論ず」
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