...ぶくぶくだぜ」「演者自身の局部は回護(かいご)の恐れがありますから...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...其北條氏を回護することの至れる...
原勝郎 「吾妻鏡の性質及其史料としての價値」
...換言すればかゝる矛盾を來す所以は吾妻鏡の編者が強て義時を回護せんと欲するの念よりしてかゝる曲筆を弄するに至りしに外ならざるべし...
原勝郎 「吾妻鏡の性質及其史料としての價値」
...恐くは北條氏の爲めに鶴岡の變に關する嫌疑を回護せむとして此言をなせるにあらざるなきか...
原勝郎 「吾妻鏡の性質及其史料としての價値」
...盖此書の編者回護の途なきよりして事實を湮滅したるものなり吾妻鏡の北條氏の爲に辯護し屡曲筆に陷ること如此なるよりして見れば...
原勝郎 「吾妻鏡の性質及其史料としての價値」
...失敗の製作までも回護(かは)ふだけ心に餘裕(よゆう)がなかツた...
三島霜川 「平民の娘」
...霧渓も此の公平なる回護に対して...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...わたくしは強いて静廬を回護するに意があるのではないが...
森鴎外 「渋江抽斎」
...本文に四郎左衛門を回護したと云ふ女子薫子は伏見宮諸大夫若江修理大夫(しゆりのだいぶ)の女(むすめ)ださうである...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
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