...眺望の最もすぐれたるは、天狗臺附近、次は第四門、その次は第一門、之を東山の三景と稱す...
大町桂月 「妙義山の五日」
...四門の大砲から砲弾が連続的に発射されるのと同じ音響を発するのだ...
高見順 「いやな感じ」
...中隊ごとに砲が四門ある...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「接吻」
...四門を閉じて籠城(ろうじょう)し...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...此の庶人の子弟であつて四門に入る者は...
内藤湖南 「平安朝時代の漢文學」
...十二糎高角砲四門で...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...「四十糎砲が二十四門...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...二十糎砲四門を備え...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...境内から四門の外郭一帯にかけて...
吉川英治 「三国志」
...城内の四門がいちどに口を開いて...
吉川英治 「三国志」
...四門を完全に封鎖した...
吉川英治 「三国志」
...ここのみか城の四門はまるで開け放しだ...
吉川英治 「三国志」
...三重の高台と式典の四門はまばゆきばかり装飾され...
吉川英治 「三国志」
...東西南北四門のうちの一門だけには...
吉川英治 「三国志」
...当然その夜も、甲冑(かっちゅう)の影や馬のいななきも入り交じッて、四門の内外には、あらしのような闇騒(やみざい)が起っていた...
吉川英治 「私本太平記」
...川をへだてているものの、火とさえいえば、六波羅のまえは、四門に兵を備え、出入りや往来へ、きびしい眼を射向けている...
吉川英治 「親鸞」
...軽蛇砲(長砲)四門...
和辻哲郎 「鎖国」
...塔の周囲には四門のついた歩廊がめぐらされて居り...
和辻哲郎 「月夜の東大寺南大門」
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