...「四畳半のアパートに住んでいます」...
...「一人暮らしには四畳半の部屋が十分です」...
...「四畳半の間には机とベッドが丁度良く収まります」...
...「部屋を片付けるのが大変だけど、四畳半だから掃除も楽です」...
...「昔、四畳半のアパートに住んでいたけど、狭くて苦しかった」...
...(十四) 我が四畳半(五)我が絳泥(あかどろ)色の帽子も亦...
石川啄木 「閑天地」
...そこに四畳半があるのに...
泉鏡花 「婦系図」
...それは四畳半の真似などをしてはいかぬ...
伊藤左千夫 「茶の湯の手帳」
...何一つ道具らしい物の無い四畳半の部屋で...
太宰治 「東京八景」
...のみならずこの四畳半の室内に...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...書斎は四畳半であった...
田山花袋 「田舎教師」
...一時過ぎてから門を潜(くぐ)って庭から廻り四畳半の老母(ばあ)さんに聞えぬようにお前の枕頭(まくらもと)と思う六畳の縁側の戸を叩くと...
近松秋江 「うつり香」
...四畳半の中敷に腰をかけて...
寺田寅彦 「やもり物語」
...四畳半に坐っている笹村の目にも入った...
徳田秋声 「黴」
...四畳半を覗かなかったというんです」「フム」「すると...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...彼を囲繞する四畳半の鬼気が...
原民喜 「玩具」
...アパートの二階の四畳半ですが...
原民喜 「災厄の日」
...彼女の夫は次の間の四畳半に引き籠つて...
牧野信一 「父を売る子」
...四畳半の茶室は甚だ妙なり...
正岡子規 「墨汁一滴」
...そしてすこし匂うこと? 三四日前下の四畳半の本をすこし片づけていたらスケッチ帖が出て...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...タンス類を四畳半に全部うつし...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...高が四畳半の炉(ろ)にくべらるる木の切れならずや...
森鴎外 「興津弥五右衛門の遺書」
...四畳半の茶室より...
吉川英治 「宮本武蔵」
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